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草コインの塩漬けとは?言葉の意味と運用方法を解説

世の中にはさまざまな種類の暗号資産がありますが、急成長の可能性もあるのが草コインです。草コインは、一般的に塩漬けの方法が採用されています。

しかし、暗号資産に慣れていなければ、何を言っているか分からないでしょう。ここでは、草コインと塩漬けの言葉の意味について詳しく説明します。

 

草コインとは

草コインとは世間からの知名度が低く、時価総額も小さい種類のことです。通貨によっては、1円未満と安価で取引できます。ここでは、草コインの詳しい仕組みを解説しましょう。

高騰する可能性がある

草コインのメリットは、運が良ければ凄まじい高騰を引き起こす可能性がある点です。

ビットコインも現在(2023年11月)は1BTCあたり500万円に達していますが、2015年頃は4〜5万円程度の価値しかありませんでした。

2017年に200万円台まで上がりましたが、当時はあまり安定していなかった印象です。しかし、2021年に入ると価格がぐんぐんと上がり、700万円に到達するレベルまで跳ね上がります。

参照:Google Finance(最大)

このように暗号資産はきっかけを掴むと、1,000倍レベルまで価値が高まるケースも見られます。

今は時価総額が低い草コインも、いずれは急激に成長する種類もあるかもしれません。

突然、多額の資産が手に入る可能性を秘めている暗号資産です。

無価値になるリスクもある

草コインは、価値がゼロになって消滅するリスクもはらんでいます。つまり、極めてハイリスク・ハイリターンな投資になってしまうのが特徴です。

特に、草コインには詐欺師も目を光らせています。架空の暗号資産で初心者を釣り、出資だけさせて持ち逃げされるケースも起こる可能性があります。

ある程度の情報を掴んでいれば、リスクを少しは下げることも可能です。とはいえ、暗号資産はそう簡単には値動きを読めるものでもありません。

したがって、草コインは必ず余剰資金で取引しましょう。たとえ価値がなくなっても、落胆しない程度の金額で運用するのをおすすめします。

草コインの代表例

次に、草コインの代表例を一覧でまとめてみましょう。

  • ポルカドット
  • エンジンコイン
  • モナコイン
  • チェーンリンク
  • IOST
  • ジャスミー
  • トロン

これらは、いずれも国内取引所で入手できる種類です。皆さんも、どれか一つは聞いたことがある銘柄もあるかもしれません。

海外取引所にも焦点を当てたら、無数の草コインが存在します。取引をする際には、闇雲に選ぶのではなく銘柄の一つひとつを丁寧に調べてください

筆者のブログでも、機会がありましたら草コインの種類を細かく解説した記事も投稿する予定です。

 

草コインの塩漬け

草コインでよく悩まされるトラブルが塩漬けです。塩漬けの言葉自体は、暗号資産以外の投資にも使われています。ここでは、主な意味と対処法を解説しましょう。

塩漬けの意味

塩漬けとは、売却すると損してしまうために長期保有しなければならない状態です。草コインの運用においては、たびたび塩漬けの状態になる人が一定数います。

草コインは、ビットコインのようなメジャーな銘柄と比べると、より価格の変動が激しくなるのが特徴です。一時的に跳ね上がったのをみて入手した場合でも、突然ガクンと暴落するケースは珍しくありません。

上がりきったところで購入したものの、暴落が起きてしまうと売却ができなくなります。次のバブルがいつ起こるのか、それまで不安な気持ちを抱えてしまうでしょう。

なるべく塩漬けとなる状態は避けなければなりません。

塩漬けへの対処法

草コインを含め、投資全般では塩漬けは望ましくないとされています。とはいえ、暗号資産はリスクが極めて高く、最悪の事態も想定する必要があります。

ここでは、塩漬けに陥ったときの対処法を説明しましょう。

再び高騰するのを待つ

塩漬けの一般的な対処法が、再び高騰するタイミングを狙うことです。本来は売却したくてもできない状態を指しますが、逆に「ガチホ(長期保有)」として利用します。

現物取引であれば、たとえ価格が下がってもロスカットは生じません。ただし、前述のとおり塩漬けは精神的なダメージも非常に大きいのがネックです。

プレッシャーに耐える自信のない方は、ある程度の価格で見切り付けた方がいいかもしれません。

損切りを行う

いくら長期保有を続けても、一向に高騰しないケースも考えられます。その場合には、損切りを行うことも方法の一つです。

損切りとは、購入価格まで上がりきらない状態であえて売却する方法を指します。損失は発生するものの、それ以上のリスクを防ぐうえで役立つ手法です。

損切りは、売却するタイミングがカギを握ります。

そのため、草コインの購入時に逆指値注文を活用するのをおすすめします。逆指値注文とは、通貨の価格があるラインまで下がったら自動的に決済することです。

運用が上手くいかなくとも、自動的に損切りしてもらえるので通常の購入よりもリスクをある程度下げられます。

レンディングで対処する

レンディングも、塩漬け状態になった場合の対処法の一つとして挙げられます。レンディングは通貨を誰かに貸すことを示し、英語のLend(貸す)から名付けられた言葉です。

手続きについては、基本的に取引所がほとんど対応してくれます。そのため、仮想通貨を始めたばかりの人でも簡単に利用できる点が強みです。

通貨をレンディングすることで、貸した側は一定の賃借料を得られます。コツコツと稼ぎたい方は選択肢に入れておくといいでしょう。

ただし、一度通貨を貸してしまうと基本的に中途解約ができません。国内取引所であれば、決められた貸付期間を守る必要があります。

仮に草コインが突然値上がりした場合、貸し付けている間は決済が不可能です。結果的に売却が遅れてしまい、好機を逃す事態にも繋がりかねません。

加えて、貸し付けた相手が通貨を返してくれないトラブルも稀に見られます。こうしたデメリット面も踏まえて、レンディングするか否かを決めてください。

ナンピン買いの手もあるが

一般的に暗号資産の塩漬け対策としては、ナンピン買いもあります。こちらの方法は、自ら通貨を買い増しすることによって、平均購入単価を上昇させるものです。

ただし、本来ナンピン買いは価格の下落および収束を読んだうえで行わなければなりません。読みが外れると、どんどん損失を生んでしまう事態にもなる恐れがあります。

無論、ナンピン買いによって被害を防げるケースもあるので、一概に何が正しいかは断言できません。しかし、個人的には行き当たりばったりのナンピン買いは避けるのをおすすめします。

 

草コインの塩漬けは避ける

この記事では、草コインの特徴と塩漬けへの対処法について解説しました。

草コインは価格が安定しないため、塩漬けになるケースは決して珍しくありません。ある程度の対処法を知っておくことで、リスクを最小限に減らすことは可能です。

しかし、ときに草コインは価値が一切なくなるリスクも隠れています。したがって、基本的には塩漬けを避けるのが賢い取引方法といえます。

草コインは全体的に価格が小さく、余剰資金で購入しやすい種類です。最悪損切りしてもダメージが出ないように、購入方法を入念に決めるようにしましょう。