どーも、やまとのです!
僕のブログ読者の中にも、
大学受験を目指している若者が多いのではないでしょうか?
ただ、中には経済的な理由で大学受験を諦める方も少なくありません。
確かに、大学は人生の中でも非常に多額なお金を支払います。
私立大であれば、年間100万超えも珍しくありません。
そんな学生をサポートする制度が、
『奨学金』です。
今回は、大学の奨学金制度について解説していきましょう。
1.奨学金とは?
まず、奨学金をしっかりと説明できるでしょうか?
意外と説明が難しい制度かもしれません。
簡単に言えば、『借金制度』を指します。
ローンと言い換えても分かりやすいですが、
卒業後に返済が必要なお金です。
実は、奨学金といってもタイプは様々であり、
大学だけの制度ではありません。
では、もう少し奨学金について掘り下げていきましょう。
・様々な奨学金
奨学金には大学の授業料のみならず、
- 海外留学
- 外国人留学生の学費
- 高校や専門学生の学費
などと用途が分かれます。
大学も医大や音大・美術大等で
授業料の金額は全く異なるでしょう。
その辺りは奨学金にも反映されており、
それぞれに合った金額を貸せるよう取り組まれています。
手続き自体は、進学先の学校で説明会がなされるはずです。
必ず参加して、正式な手続きを踏めるよう留意しましょう。
・奨学金の種類は大きく2つ
様々な学校において奨学金が導入されている旨を説明しましたが、基本的に種類は大きく分けて2つしかありません。
一般的には
- 第一種奨学金
- 第二種奨学金
に分類されます。
ネーミングから違いが分かりにくいですが、
要は返済時の「利息」の有無が相違点です。
第一種は「利子」が付かないので、
借りた分の金額をそのまま返済します。
一方で第二種であれば、
貸与終了時点の金利も含めて返済しないといけません。
優良成績者が第一種に優先されるのも、
返済する金額が異なってくるからです。
第一種奨学金を借りられるように、
高校の内から勉強は頑張っておきましょう!
では、次の項目で具体的に借りられる金額や返済期間をまとめていきます。
2.奨学金の金額や返済期間
奨学金は一体いくらまでの金額を借りられ、
返済期間はどのように設定されているのでしょうか?
各項目に分けていきながら、それぞれを解説しましょう。
・借りられる金額の上限
奨学金の貸与可能な金額の上限は、
進学先によって全く異なります。
日本学生支援機構のサイトを参考にしますが、
例えば私立大学で勉強する際の奨学金の上限は
- 自宅通学が54,000円/月
- 自宅外通学が64,000円/月
です。
ただ、上記のような金額は世帯年収(正確に言うと家計の主宰者の所得)が高いと借りられないようになっています。※
その場合は、
- 20,000円/月
- 30,000円/月
- 40,000円/月
などと定められた金額のいずれかになります。
ここでは、必ずしも学費の全額が奨学金の対象になるわけではない点を押さえておいてください。
※家計の主宰者とは世帯の中で最も所得が高く、一般的に配偶者や子を扶養に入れている方を指す。
・返済期間はどのくらいか
奨学金を借りたは良いものの、大学を卒業したら今度は返済しないといけません。
その際に設けられる返済期間は、
奨学金の総額において変わります。
日本学生支援機構の表を参考に、
月に2万円を借りた場合をここでは想定しましょう。
大学4年間で奨学金2万円/月を借りると、
12ヶ月×4年×2万円=総額96万円です。
その場合、返済期間の算定材料となる「割賦金の基礎額」は9万円となります。
総額96万円を9万円で割った値(年)が返済期間です。
96÷9=10.06(年)。
つまり、返済期間は10年に設定されます。
「割賦金の基礎額」は総額に応じて変わるため、
必ずしも9万円になるわけではありません。
こちらの日本学生支援機構のサイトを参考にすると非常に分かりやすいですよ!
・第二種奨学金の返す金額
上記で説明した第二種奨学金は返済する際に、
利息も併せて支払わないといけません。
しかし、利息は計算が細かくて返す金額が分かりづらいと悩む方も多いでしょう。
この項目は、後日に記事をもう1つまとめていきたいなと思います!
新たな記事でもお知らせしますが、
完成次第リンクを貼ってみますね!
あまりにも複雑すぎるんで、
ここだけでは説明し切れないです。。。
3.まとめ
今回は、大学の奨学金について
金額や返済期間をざっと紹介してみました!
正直、日本の奨学金制度はまだまだ課題が膨大だと思います。
全員が勉強すれば大学へ進学できるよう、
今後も改善に向けて取り組んで欲しいです。
学歴社会を未だ続けるのであれば、
経済的理由で大学を諦める方が出てきてはいけないですからね。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!