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皆さんの中にも、大学受験を目指す方が多いのではないでしょうか?
ただし、中には経済的な理由で大学受験を諦めるケースも少なくありません。
大学は、人生の中でも非常に多額なお金を支払います。
私立大であれば、年間100万超えも珍しくありません。
そこで、学生の支えとなる制度が、
『奨学金』です。
奨学金のあり方は、多くの業界からも注目されています。
ここでは、奨学金の種類と新たに登場した給付型奨学金について紹介しましょう。
1.奨学金とは?
まず、奨学金を正確に説明できるでしょうか?
意外と難しいかもしれませんね。
簡単に言えば、『借金制度』を指します。
ローンと同じ、卒業後に返済が必要なお金です。
実は、奨学金といっても種類はいくつかあり、大学だけの制度ではありません。
もう少し奨学金について掘り下げて解説しましょう。
・様々な奨学金
奨学金は、大学の授業料をサポートする種類だけではありません。
以下の用途にも使えます。
大学の授業料は学部によって異なります。
奨学金にも反映されており、
それぞれに合った金額を貸せるよう取り組まれているため安心です。
手続き自体は、進学先の学校で説明されます。
必ず参加して、正式な手続きを踏めるよう留意しましょう。
・奨学金の種類
一般的な奨学金の種類は、以下のとおりです。
第一種は「利子」が付かないので、借りた分の金額をそのまま返済します。
一方で第二種であれば、貸与終了時点の金利も含めて返済しないといけません。
優良成績者が第一種に優先されるのも、返済する金額が比較的低くなるからです。
第一種奨学金を借りられるように、
高校の内から勉強は頑張っておきましょう!
他にも、2020年4月より
給付型奨学金の制度が登場しました。
こちらは、何と返済する必要のないタイプです。
学ぶ意欲さえあれば、たとえ経済的余裕がなくとも大学に通えます。
第一種と第二種は、「貸与型」に分類される種類です。
・給付型奨学金の条件
給付型奨学金の条件は下記にまとめました。
給付型奨学金は、第一種や第二種とともに申請できます。
しかし、第一種奨学金と併用した場合、第一種側の貸与額が減らされるため注意してください。
あらかじめ、自分が該当するか否かを確認しましょう。
2.奨学金の金額や返済期間
奨学金は一体いくらまでの金額を借りられ、返済期間はどのように設定されているのでしょうか?
各項目に分けていきながら、それぞれを解説しましょう。
・借りられる金額の上限
奨学金の貸与可能な金額の上限は、
進学先によって全く異なります。
日本学生支援機構のサイトを参考にします。
例えば、私立大学で勉強する際の奨学金の上限がこちらです。
ただ、世帯年収(正確に言うと家計の主宰者の所得)が高い場合は借りられません。
代わりに支給される金額が以下のいずれかです。
ここでは、必ずしも学費の全額が奨学金の対象にはならない点を押さえてください。
※家計の主宰者とは世帯の中で最も所得が高く、一般的に配偶者や子を扶養に入れている方を指す。
・返済期間はどのくらいか
奨学金を借りたは良いものの、大学を卒業したら今度は返済しないといけません。
その際に設けられる返済期間は、
奨学金の総額において変わります。
日本学生支援機構の表を参考に、
月に2万円を借りた場合をここでは想定しましょう。
大学4年間で奨学金2万円/月を借りると、
12ヶ月×4年×2万円=総額96万円です。
その場合、返済期間の算定材料となる「割賦金の基礎額」は9万円となります。
総額96万円を9万円で割った値(年)が返済期間です。
「96÷9=10.06(年)」
つまり、返済期間は10年に設定されます。
「割賦金の基礎額」は総額に応じて変わるため、必ずしも9万円になるわけではありません。
・第二種奨学金の返す金額
上記で説明した第二種奨学金は返済する際に、利息も一緒に支払わないといけません。
しかし、利息は計算が細かくて返す金額が分かりづらいと悩む方も多いでしょう。
この項目は、こちらの記事にまとめてまります!
あまりにも複雑ですが、知っておいて損はありません。
3.まとめ
今回は、大学の奨学金の種類と給付型奨学金を紹介しました!
とりあえず、それぞれの特徴や条件を覚えてくださいね。
正直、日本の奨学金制度はまだまだ課題が膨大だと思います。
希望する人が大学へ進学できるよう、今後もさらなる改善に期待しましょう。