どーも、やまとのです。
連日にわたっていじめ問題へ訴えかけていました。
お騒がせいたしました。
文筆活動をしている僕からも、1日でも早くこの事件について説明がなされるようお願いしたいと思います。
今回は少し気分でも変えて、久々にチームをテーマにした記事を書いていきましょう。
○今回のポイント
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三国志を学ぶ
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腐るチームの要因
1.三国志を学ぶ
皆さんは『三国志』を知っていますか?
中国の時代の1つですが、日本でいうと弥生時代の頃にあたりますね。
この頃は『漢』という中国の中でも代表的な王朝が終わりを迎え、漢を代表する一族である劉家の末裔である劉備玄徳が滅亡した漢の復興に向けて立ち上がるところから物語が始まります。
劉備玄徳は後に蜀という国の皇帝となりますが、この頃はライバルとして魏や呉という国もありました。
魏・呉・蜀の三国が争っていた時代になります。
劉備のライバルとして君臨し続けた曹操が魏の国王であり、中国の3分の2を平定するという偉業を成し遂げました。
しかし、曹操はやがて病によって亡くなってしまい、魏は息子たちによって内乱が起こりました。
元々は長男の曹丕が後を継ぐよう言われていたのですが、三男の曹植がこれに反発したんですね。
結局曹植は位を剥奪されて何とか争いは止まりましたが、一時的に緊張が走りました。
この現象は蜀にも起こっています。
劉備の死後は諸葛亮孔明が引っ張っていったから良かったものの、孔明が亡くなると蜀を引っ張っていけるような大黒柱がいなくなったのです。
魏延という武将が反乱を起こし、楊儀という文官も愚痴をこぼしたのがきっかけで官位剥奪。
そのまま右肩下がりで蜀の勢いはなくなり、やがて魏を前にして降伏しました。
2.支柱のいない組織は崩れる
今は『平等第一』みたいな考え方を良しとする風潮がありますが、どの組織も支柱となるトップがいて成り立ちます。
一見、中心となって引っ張っていくトップは煩わしく感じるかもしれません。
しかし、トップが向かう方へ皆がベクトルを合わせればスムーズに組織は動きます。
トップはもはや組織を動かす原動力といえます。
そこに気づかない方々が多少の我慢もできずにトップを排除しようとするのです。
排除した当初は圧力から逃れてひと伸びくらいはするでしょう。
途中でボートを漕ぐのをやめてもスーッと水面に揺られながら進んでいきますよね?
これと全く同じ原理で例えトップの離脱で動きを止めても一時的には良い方へ進みます。
最初は「トップが邪魔だったんだよ」と勘違いしますが、そこから同じペースで動き出すのは難しくなるんですね。
最終的には組織が内から崩壊しますが……
なぜ支柱が無くなった組織は寿命が縮んでしまうのでしょうか?
これは、組織特有の性格によるものが原因なのです。
3.なぜ組織は崩れちゃうの?
ここまで見ていくと
- なんで組織は崩れちゃうの?
- 組織特有の性格って何?
と気になるかと思います。
組織が崩れる要因は三国志の話でも取り上げたように『内乱が起こるから』です。
トップが抜けると当初からトップになりたくて仕方なかった層がしゃしゃりでます。
大抵そういう方は上手くチームを運営できないので、少なからず周りから反発が来るんですね。
そうなるとチームの中でも
〇〇派と△△派みたいに分裂が生じます。
こうなれば組織が崩壊に向かうのも時間の問題です。
組織特有の性格とは、トップによって寿命が決まるという公理を指しています。
組織も建物と同じで柱がなければ当たり前のように崩れていくでしょう。
完全平等な組織というのは意外にも存続が難しく、ある程度トップの方が物事を決めていった方が組織は成り立ちやすいのです。
トップダウンとボトムアップがスムーズになるので当たり前ですよね。
※
トップダウン→上の意思決定を伝達するルート
ボトムアップ→トップに提案するルート
これが全て平等にしてしまうと意思決定や提案を全員に承諾を得なければなくなるので時間もかなりかかります。
チームを作る上で欠かせないのは、支柱となるトップをしっかりと置き、きちんとルールを設けることですね。
4.まとめ
本日は三国志を参考にチームの作り方を書いてみました。
三国志は本気で面白いと思います。
横山三国志は凄く読みやすいですね!
《とりあえず1巻だけ読みたい!》
《前半部分を押さえたい!》
《何の!全巻買っちゃるわい!》
チームを作る際には
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支柱となるトップを設ける
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ルールを設ける
儲け話ならぬ設け話で今回のブログを締めくくりましょう!
読んでいただきありがとうございました!