どーも、青二才ヤマトノです!
本日2本目は勉強法について書いていきます。
皆さんも歴史や化学等で語呂合わせを使った勉強で暗記したことがあるかと思います。
有名なのは、化学で元素記号の順番を覚える際に使う水兵リーベーぼくのふねでしょうか?
今回は語呂合わせを使った暗記がなぜ覚えやすいのかと語呂合わせの落とし穴を書いてみます。
【1.語呂合わせの長所】
語呂合わせの長所は、あまり覚えやすくない事柄がサラッと頭に入ってくることです。
導入の化学の例(水兵リーベー)も続きがあって、それを含めて覚えれば20番まで暗記することが可能です。
語呂合わせを使わなかった場合、20番までの元素記号を順番通りに覚えるのは難しいかと思います。
それが語呂合わせを使うことで頭に入りやすくなるんですね。
他にも、歴史の年号とかに語呂合わせはよく使われます。
710(納豆ネバネバ)平城京
794(なくよウグイス)平安京
とかが有名ですね。
※鎌倉幕府は諸説あるので省きました笑
【2.なぜ覚えやすくなる?】
では、なぜ語呂合わせはここまで覚えやすくなるのでしょうか?
その理由は、我々の脳に秘密があります。
脳は基本的に短期記憶と長期記憶の2つの覚え方をします。
短期記憶は文字通り長くは所持できない記憶です。
一方で、長期記憶は基本的に忘れることのない記憶であり、例として自転車の乗り方が挙げられます。
語呂合わせは覚えづらい事柄を何とか長期記憶化する手法です。
長期記憶にするためには、インパクトが必要となります。
覚えづらい歴史年号等を食パンに例えれば分かりやすいです。
食パンに味付けされていなかった場合、積極的に食べようと思う方は少ないかと思います。
語呂合わせは食パンに多彩な味付けをするバターやハチミツみたいなもので、無味なものにインパクトを与えます。
味付けされていれば、子どもは特に食パンが食べやすくなりますね。
煩わしい記憶作業を語呂合わせがインパクトあるものに変え、一気に吸収しやすい素材へと変えていきます。
ここで、教育心理学等の内容が盛りだくさんな本を紹介しましょう。
最近買った本なのですが、これは読んでいて非常に面白かったです。
上記に紹介したような知識が教育心理学には盛り込まれています。
心理学を習いたての方はぜひとも一度読んでみてください!
【3.語呂合わせの落とし穴】
ただし、語呂合わせにも落とし穴があります。
ここでいう落とし穴は、逆に暗記を妨げる要因ですね。
その落とし穴の2つがこちらです。
- 語呂合わせが覚えづらい
- 語呂合わせにそぐわない
語呂合わせが覚えづらい
まず、語呂合わせ自体があまりにも無理矢理すぎる場合、記憶として残りづらくなります。
語呂合わせと言えども、それ自体が意味のわからない文になってしまったら元も子もありません。
逆に負担がかかってしまうだけです。
自分で語呂合わせを編み出す分には良いですが、果たしてそれが本当に本番で使えるかどうかを考えましょう。
語呂合わせにそぐわない
さらに、その事柄自体が語呂合わせを使って勉強しない方が良い場合もあります。
公務員試験の勉強をしていたとき、財政学で国の歳出が充填されている項目を上から順番通りに覚えなければいけませんでした。
参考テキストには、それらを覚えさせるために語呂合わせが書かれていました。
しかし、実際のところ歳出は国がどの事業に力を注いでいるかの証であり、国内状況を鑑みた方が効率的に覚えられるのです。
消費税増税は社会保障費を充填するものですし、国の借金を示す国債の発行が多いことをとりあえず覚えておけば1位と2位は簡単でしょう。
後は地方にそれぞれ経済を巡らせるために交付金を与えることを考えれば、大体の順位が見えてきます。
ちなみに2020年度の当初予算は
- 社会保障費
- 国債費
- 地方税交付金等
- 公共事業
- 文教及び科学信仰
- 防衛
ですね。
このように語呂合わせ以外の勉強の方が覚えやすいという事柄もあるのです。
【今日のまとめ】
今回は、語呂合わせが覚えやすい理由とかえって覚えづらくなる例を紹介してみました。
勉強において、効率の良し悪しが分かれてしまう語呂合わせを上手く使っていくように心がけていきましょう。
無理矢理な語呂合わせはかえって進捗スピードを止めてしまいます。
いろいろと工夫していきながら、暗記できるように頑張ってください!