ヤマトノ教室

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ドッジボール春の全国大会2021 振り返り(前編)

どーも、青二才ヤマトノです!

 

先日、小学生ドッジボール春の全国大会が行われました。

 

今回は振り返りということで試合の内容や個人的な感想を述べたいなと思います。

 

物凄く長くなっちゃうので、2回に分けてやっていきますね!

 

 

【1.大会を通して】

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今大会は45チームの参加とこれまでとは変更点の多かった大会でした。

 

ですが、この状況でも開催して下さったJDBAの皆さんや速報及び生中継を配信して下さったDodgeBall Informationの皆様、素晴らしい試合を見せていただいた全チームの皆様に今一度感謝の意を述べます。

 

本当にありがとうございました!

 

今回はお留守番で有り難く生中継を拝見させていただきました。

 

トーナメント戦の抽選はドキドキでいつもとは違った面白さがありました!

 

応援も飛沫予防のため声を出していなかったですが、各チームオリジナルの手拍子で応援していてこれまた今までにない美しさがあったと思います。

 

そして、全体的に白熱した試合が多く、凄く楽しい1日を過ごすことができました!

 

では、試合ごとの感想をまとめていきましょう。

 

 

【2.予選リーグ】

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予選リーグはAリーグからKリーグまでありましたが、今回注目の的となったのは唯一の5チームの対戦となるKリーグでしょう。

 

5チームとも凄く力のあるチームで、どの試合も見応えがありました。

 

勝ち点が2、3チームほど並んじゃうのかなと思いましたが、蓋を開けてみればどのチームもバラバラでしたね。

 

3勝は欲しいという条件がだいぶ難しかったのではないでしょうか?

 

その分1試合多く予選で試合ができるというメリットもありますが、試合の流れを壊さないようにするという安定感はいつも以上に求められます。

 

今回、予選リーグ全てを通して最も多く内野に残ったチームわいわいドッジ(愛知県)でした。(合計31人、平均10.33人)

 

反対に、相手の最終スコアを最も減らしたのは大村BLAZE(長崎県)と金剛寺ファイターズです。(合計12人、平均4人) 

 

※大村BLAZEに関しては全試合相手を4人にした。

 

予選リーグを越えたチームはトーナメントに進出して全国制覇への扉がさらに1つ開きます。

 

 

【3.トーナメント1回戦】

 

古里 vs Majestic

まずは古里WinBlue(長野県)とMajestic Union(福島県)の対戦です。

 

それぞれ北信越及び東北の生き残り同士の対決となりました。

 

古里は3枚パスカッターで五角形を作るようなディフェンススタイルに加えて攻撃力もあります。

 

Majesticは女子選手で繋ぎつつ大型男子選手の一撃が凄まじいチーム。

 

後半まではMajesticがリードをしますが、連続パスカットで古里が流れを掴むと土壇場で逆転アタックを決めました!

 

 

金剛寺 vs JOUSEI

金剛寺ファイターズ(広島県)vs JOUSEI EAGLE(岐阜県)。

 

金剛寺は内野外野でサウスポーのサンドイッチ攻撃を仕掛け、キレのあるボールで挟みかけます。

 

対するJOUSEIは攻守ともに綺麗なドッジを得意とし、特に内野アタッカーは一瞬の無重力状態を作り出すかの如く柔らかく体を使います。

 

終盤にJOUSEIが逆転を果たすも、さらに金剛寺が逆転し返すという接戦のシーソーゲームでした。

 

 

月越 vs ベスト

月越ストーム(埼玉県)vs ベストトゥエルヴ(兵庫県)

 

上から下に叩きつけてくるようなアタックを次々に放る月越とエースを筆頭としたまとまりのある攻めを仕掛けるベストの試合。

 

ベストトゥエルヴは女子選手も多いのですが、パワー負けせずにしっかりとキャッチします。

 

月越ストームはベストトゥエルヴを当てた後に外野から返されるのが続く苦しい展開となりました。

 

また、月越の序盤のパスカットは『アクションスター』という言葉が相応しいくらい衝撃的でした。

 

最後は点差を離してベストが勝利します。

 

 

日向 vs 駅川

ダイヤモンドバックス日向(宮崎県)と駅川ソレイユ(長崎県)の九州同士の試合となります。

 

日向は一度火がつくと爆発的に威力を発揮するパス回し、駅川は常に冷静で上手くタイミングを外してくるというお互いに対照的な攻めでした。

 

序盤は駅川がペースを掴みますが、日向の攻めに火がつくと一気に畳みかけてきます。

 

終盤には点差が同数となり、今大会初のVポイントゲームとなりました。(要は延長戦です。どちらかがアウトになるまで続きます。)

 

Vポイントゲーム中も何度かお互いに攻防が続きますが、最終的には日向が勝利しました。

 

 

キューピーズ vs 大和魂

厚狭キューピーズ(山口県)と藤井寺避球倶楽部大和魂(大阪府)の対戦。

 

予選リーグ1位でありながら唯一のシード権無しとなった厚 キューピーズはリズミカルなパス回しで相手を崩していくチームです。

 

対する大和魂はディフェンスからゲームを作り、外野が上手く機能させます。

 

予選リーグでは相手を次々と当てていったキューピーズのパス回しを大和魂が上手く見切っていきます。

 

大和魂にボールの支配権が移るよう上手く誘導し、最終的には11人内野に人数を残した状態で大和魂が勝利しました。

 

 

シュネル vs あらた

シュネル鍋島(佐賀県)とあらたMAX(愛媛県)の試合です。

 

内野のエースを軸にパワフルな攻めを展開しつつも、予選リーグで0ゲームとなったとはいえディフェンスもしっかり守るシュネル。

 

それに対してあらたは、ミスがあまり少なくスムーズなパス回しでバランスの良い印象を与えていました。

 

ゲームを動かしたのはあらたの見事なサイドアタックでした。シュネルのエースを外野に出しましたが、シュネルはここから反撃の狼煙を上げます。

 

エースが再び内野に帰還すると、そこから内野を中心に猛攻撃を仕掛けます。

 

するとシュネルがペースを握るようになり、最終的には内野を11人残した状態で勝利しました。

 

 

【4.終わりに】

今回は全国大会の決勝トーナメント1回戦まで書いてみました!

 

次回は2回戦から決勝戦までを一気に書いていきますのでよろしくお願いします!

 

今大会は特にトーナメントまで進んだチームはそれぞれの良さがあったと思いました。

 

さまざまなバリエーションがあり、見ていてとても楽しかったです。

 

今年は練習や試合がなかなかできない中の大会だったので、例年よりかは完成し切れないのは仕方ないかなと試合前は思っていました。

 

しかし、蓋を開けてみれば今年度はかなり全体的にレベルが高かったんじゃないかなと個人的には感じています。

 

早々に敗れてしまったチームも、何かきっかけを掴めば結果は覆っていたでしょう。

 

そのくらいのレベルの高さに凄く自分の中では盛り上がりました。

 

2回戦以上の感想はまた次回!

 

ぜひ、お付き合いいただければと思います。