どーも、青二才ヤマトノです!
今回は少し偉そうに聞こえてしまう記事かもしれません。
お前が言うなと言われるかもしれないですが、いろいろな声が上がることを踏まえた上で書いていきたいと思います。
◉目次
【1.スポーツの基礎】
まず、スポーツに関わる上で欠かせない心構えについておさらいしていきます。
なぜ、おさらいかというと以前もこのはてなブログで書いているからです。
もし、まだ読んでいなければ是非とも目を通してみてください。
絶対に学ぶべきスポーツの基礎が礼儀です。
挨拶や感謝の意、相手への尊重など気持ち面でアスリートになれない選手は決してスポーツの目的を達成しているとは言えません。
スポーツは人間関係や自立に必要な精神などを学んでいくきっかけの1つです。
スポーツに携わっている間は、しっかりと礼儀をマスターしたいところですが、上に立つ監督がなっていなければ子どもたちが習得できるわけがありません。
そのため、監督の人間性は非常に大切なのです。
監督の器でチームの質がガラリと変わらますからね。整列や挨拶をきちんと出来ていたチームが、監督チェンジで一気にダラけるようになるのはドッジボールに携わってきた17年間でいくらか見てきました。
逆もまた然りですが、本当に監督の存在は大切なのだなとその度に思い知らされますね。
【2.監督を志す理由は何か?】
監督になりたい!
と思う方は意外と多いのかもしれません。
作戦立てるのが好きという方もいれば、子どもたちと楽しみたいという方もいるでしょう。
監督を志す理由として挙げられるパターンは大きく分けて2つあります。
それは、子どものためか自分のためかです。
純粋に子どもを勝たせたい、子どもにきちんとした教育をしてあげたいと心から熱くなる監督がいるチームはしっかりと秩序を保てていることが多いです。
しかし、名監督と呼ばれたい、自分が目立ちたいと利己的に考える人ほどチームの舵をとることができません。
監督の座につくことを第一の目的としているため、監督になった先のビジョンが全く見えていないんですよね。
本当にビジョンが見えている人はどのような状況でも上手く活路を見出していく力があります。
しかし、困難な状況を予想していなかった方が上の立場になると、どんどん人数が減少して成績にも記憶にも残らない年が続くという悪循環に陥ります。
最終的に訪れるのはチームの消滅。少子化社会という社会的課題と立ち向かわなければならない中、何かチームに入るメリットが無ければそう簡単に入部はしてもらえません。
成績を残せるチーム、あるいは成績は残さなくとも入部することで将来に繋がるという期待が持てるチームになることは前提条件です。
そのようなチームになっているにもかかわらず、どうしても人数不足などで解散するチームもたくさんありますからね。
監督は花形ポジションのようにも思えますが、このような責任は重くのしかかります。
【3.子どもは模倣する】
そして、監督になるということは、子どもたちのお手本になることと同義です。
監督自身がスポーツマンシップに則って、子どもたちを引っ張っていかなければなりません。
幾ら口で挨拶しろと言ったところで、監督がそれを怠ったら子どもたちはするわけがないですからね。
意外と子どもたちは監督を見ています。結構鋭いんですよね。
チームの良し悪しは監督に全責任があると言っても過言ではありません。
ちなみに、子どもが親の行いを見て真似することを教育用語で倣化と言います。
子どもが大人の影響を無意識のうちに受けることは感化と呼ばれ、少なからず子どもが大人からさまざまなものを吸収していきます。
これらの教育用語については、コチラの教育社会学について論じた書籍を読むことがオススメです!
教育と社会の関係を理解することができますし、非常に読みやすく分かりやすい本となっています。(今だとアマゾンでだいぶ低額で買えるようですね。)
人間として本当に大切なものを教えていくためには、まず自分からたくさんのことを学ばなければなりません。
それが指導者としての使命だと考えます。
【4.終わりに】
本日はスポーツを題材にチームの監督になるということについての心構えを書いていきました。
僕は高校までスポーツに励み、大学以降はコーチや指導の手伝いをした経験があります。
本当に今までたくさんのチームを見ていきましたが、強いチームには共通点が存在します。
その1つが信念だと思います。
そして、信念は監督が持つ魂そのものです。
それが後にチームのオーラへと変わっていき、マナーもプレーも優れたチームを生みます。
というわけで今日の記事は以上です。
最後まで読んでいただきどうもありがとうございました!