皆さんは勉強するときにスマホの電源はOFFにしていますか?
スマホは勉強の邪魔になるから禁止にしろと、一般的に言われるかもしれません。ただし、その教えは鵜呑みにできません。
勉強における正しいスマホの使い方を紹介していきます!
今回はスマホを使った勉強法について触れるため、カバーについてもここで取り上げてみましょう。
個人的には、カバーでも充電できるこちらのタイプがおすすめです。
動画を視聴する方は、いつの間にかバッテリー容量が小さくなっている方もいるでしょう。
バッテリー交換も時間と費用がかかりますが、このケースを使うと半年間は持ちます。
勉強時はスマホを禁止しない
勉強をする際には、スマホは必要です。禁止すべきでは全くもってありません。
とはいえ、動画やゲームをしながら勉強すれば集中力は持続できないでしょう。
スマホの正しい使い方は以下のとおりです。
- テキストにない情報を探す
- 音声メモを残す
- YouTubeで講義を見る
テキストにない情報を探す
スマホを使うメリットは、テキストにない情報を探せるということです。
教科書やテキストは必要最低限のことしか書かれてなく、イメージするのが難しい時があります。
例えば、日本史を勉強する際にさまざまな事件を習ったと思います。
飛鳥時代に蘇我蝦夷と蘇我入鹿という親子がいましたが、基本的にどの教科書も親子が専制政治(独裁政治)を敷いていたとあるはずです。
しかし、実際は蘇我入鹿の方が恐ろしいほどの専制政治を行っていました。
山背大兄王を滅ぼした際に父親である蘇我蝦夷は「お前、さすがにやばいぞ」と引いていたと言われています。
ここまでの内容が書かれている教科書はそう多くないでしょう。
このように物事を深く知るのが勉強の基本であり、スマホは理解を支えるツールです。
スマホに音声メモを残せる
勉強した内容は必ずアウトプットしないといけません。
アウトプットは吐き出す作業は以下のケースが該当します。
- ノートに書く
- 言葉にして話す
- 誰かに教える
ノートに書くのもいいですが、大量の知識を記録するのは時間がかかります。
そこで使えるツールがスマホの音声メモです。中でもアプリの『ボイスメモ』をおすすめします。
動画で記録する方法もありますが、スマホの容量が一気に膨れてしまいます。
そのため、私はあまりおすすめしません。
ボイスメモを開いたら、勉強を一時ストップしてまとめた内容を声に出しましょう。
このスタイルがアウトプットにおいては最強です。
YouTubeで勉強チャンネルを見れる
他にも、YouTube等で講義を見る方法が挙げられます。
YouTubeでは、分かりやすく知識を解説しているユーザーがたくさんいます。その方々の力を借りるのも立派な勉強です。
しかし、YouTubeを見ると思った以上に時間を消費してしまうので時間の管理が重要です。
加えて、ながら勉強になってもいけません。
- 動画で覚えるなら先に覚える
- 問題集やメモはその後にする
このようにメリハリをつけるのが大切です。
スマホと「人間の拡張」
急に出てきた人間の拡張という言葉ですが、具体的な意味を紹介します。こちらは、社会学でよく使われている用語です。
人間には大きく分けて次の機能を持ちます。
- 目
- 耳
- 口
- 手足
- 脳
人の限界を引き伸ばす道具が、人間の拡張の一例といえます。
例えば、目の働きを助ける機材の1つとして『顕微鏡』が挙げられます。
ミジンコやバクトリアなどこの世にはいろんな微生物がいますが、肉眼で細かくスケッチするのはほぼ不可能です。
顕微鏡は種類を上手く変えていけば、どんなに小さい生物でも正体を見ることができます。
他にも以下のような例があります。
- 耳の拡張→聴診器
- 口の拡張→スピーカー
- 手の拡張→武器
- 足の拡張→車
そして、脳の拡張として挙げられるものがスマホ(コンピューター)です。
今、自分の脳の中に情報が不足していても、スマホを使えばすぐに補うことができるでしょう。
以上からスマホも一概に害であるとはいえないと考えます。
まとめ
今回は勉強においてスマホがどのような役割を果たすのか書いてみました!
スマホで講義以外のYouTubeの動画をつい見たり、LINEやSNSに熱中したりすれば確かに害かもしれません。
しかし、正しく使うことで脳に対して良い効果ももたらされます。
「教科書の内容が分かりづらい」と思う内容があったらより細かく調べていきましょう。
スマホを完全に禁止するのではなく、効率よく生かすことも大切です。
自ら調べた内容を解釈しながら覚えていけば、勉強が得意になる第一歩を踏み出せます。