どーも、やまとのです!
就職活動が本格的にスタートしましたね!
もう現在続々と就活が終わった方もいるようです。
この時期になるとよく問題視されるのが
「高学歴は仕事できない」
という言葉。
ただ、僕はこの言葉に疑問を抱いているんですよね。
本当に高学歴は仕事ができないのでしょうか?
1.仕事できない人の特徴
こんなタイトルにしていますが……。
僕自身も仕事はできない側だと自負しています。
僕の場合は人格的に欠陥があって興味ないジャンルを疎かにしちゃうんですよね。
だから今のようにスペシャリスト性が要求される仕事が合うなと思います(笑)
そんな僕が思うに仕事ができない人の特徴は以下の3点かなと感じます。
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マルチタスクをしちゃう
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2つの動きができない
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プライドが高い
マルチタスクをしちゃう
マルチタスクというのはたくさんの仕事をいっぺんにやっちゃうことですね。
- 文書作成して
- メール返して
- 営業の電話入れて
これらを中途半端に回しながら仕事するのは物凄く効率が悪いです。
大切なのは簡単な仕事を優先的に終わらせること。僕はしばしばドラクエに例えています。
- ボス
- キラーマシーン
- ホイミスライム
みたいな並びで敵が出てきたら、まずはどの敵から倒していきますか?
多分、大半の人は回復キャラであるホイミスライムを狙うはずです。
このように何事も何から片付けるかを順番付けておく必要があります。
ここで何からやっていいか分からずにあれこれ手を出してしまったら終わる仕事も終わりません。
まずは1つずつ終わらせていく感覚を身につけましょう。
2つの動きができない
マルチタスクの話をした後だと矛盾するかもしれませんが。。。
2つのことを同時にできない方も仕事をする上では非効率的です。
車の運転で右左折する瞬間に左右見る動きとハンドル切る動きをバラバラにやる人は居ないですよね?
最初にあらかじめ確認したら、今度は周りを見ながらアクセル踏んでハンドルも一緒に切るはずです。
1つ商談をしたら次の商談の日程まであらかじめ決めておいたり、いただいた案件とほぼ同じような仕事があったら併せてやったりとするのが効率の良い仕事の進め方だといえます。
これを『マルチタスク』という人もいますが、僕は分けて考えたい派ですね。
2つの動きができないと車の運転もおっかないなと思います。
プライドが高い
そしてなんやかんやプライドが仕事にとって最も邪魔ですね(笑)
素直にダメな部分は認めなければなりません。
先輩や上司の注意に反抗してばかりでは仕事できない認定されるのも無理ないです。
余計なプライドは捨てて謙虚に臨みましょう。
2.高学歴は仕事ができないのか?
さて、ここで高学歴は仕事ができないのかについて論じて行きます。
ここでも大きく3つくらいに分けて書いてみますね。
当然だが人による
まあ、これに関しては書く必要もないですが、一応結論として最初に出します。
高学歴は仕事できる人もたくさんいますし、寧ろ多い方じゃないかなと感じています。
市役所職員だと高学歴の方も多かったですが、優秀である割合は高かったです。
「高学歴は仕事できない」
というメディアの言葉に惑わされて公平な評価ができない人が問題だと考えます。
カテゴライズ
と言われますが、結構多いんですよね。
- 男はこうだ、女はああだ
- この町はガラが悪いから皆んなダメだ
と個人をグループの枠ごと評価する人。
男性も女性も人によって特長も違いますし、ガラが悪い町でも優秀な人もいますよね?
すぐにカテゴリーで考えるのはNGです。
上司がついて行けていない場合も
後は上司の頭脳が追いついていないというケースもあります。
本当は高学歴の部下の方が柔軟なのに、前例主義の上司によって振り回されているなんてこともあるでしょう。
自分の言うことを聞かないから優秀ではないという評価をされている可能性も否めません。
偏差値が20離れていると会話にならないという話は聞いたことがありますか?
あまりにもレベルが違うと会話が重なり合うことはないです。
高学歴を批難する前に自分の伝え方や教え方を見直してみるといいかもしれません。
学力と仕事は別の分野
そして、学力と仕事は分野が別です。
大学受験は基本的に筆記試験で合否を決めます。
中にはAO試験やスポーツ推薦もありますが、大抵の方は共通テストを受けて各大学の個別試験に挑むはずです。
しかし、通常の仕事はペーパーテストをひたすら解きまくるわけではありません。
学力試験とは異なり、仕事は答えのない問題を解き続ける必要があります。
ここまで分野が異なるのに、なぜか高学歴という言葉にとらわれたまま仕事を評価します。
勉強の良し悪しは、仕事という観点からすればフラットに見なければならないのです。
僕は大学4年時にスーパーでバイトしたこともありましたが、その時は高校生の方にダンボールの運び方や台車の効率的な使い方を教わりました。
その高校生は基本スポーツ少年でしたが、道具の使い方が本当に上手だったんです。
今も僕は月一で力仕事をやっていますが、高校生から教わったコツはめちゃくちゃ生きています。
高卒がどうのみたいな考えはバカバカしいですし、仕事において全く関係のないはずなんですが、未だに世の中は学歴を重視します。
大卒の方が生涯年収高いみたいな形式は全くもって合理的じゃないのですが、風潮というものはなかなか変わらないんですよね。
おかしな話です。
その風潮を一切気にしない企業は時代に即しているなと感じます。
3.自分が得意とする職に就く
最終的に重要となるのが、自分の特技を生かせる仕事をなるべく探すことです。
あまり友達や先輩後輩と遊ばずに缶詰状態で受験勉強していた方が、営業トークメインの仕事に就いても上手くいかないのは当然でしょう。
世界のイチローをNBAに誘うようなものです。普通ならツッコミ入れますよね?
それなのに仕事はなぜか一色担にされてしまいます。
仕事こそ多種多様なのに、わざわざ自分の不得手な職を選ぶ必要はありません。
自己分析はそういう点で重要なんです。
好きなことだけでは生きていけないとよく言いますが、別に今の時代の仕事は専門性にこだわる必要もないんですよね。
だから得意なことや勉強しても苦じゃないなという業界をリストアップし、そこを立て続けに受けていけば余裕で100社は超えますよ。
この会社の生涯賃金低いなと感じたら、クラウドソーシングに登録して空き時間に仕事するのも良し。
ちょっと曲作ってYouTubeに上げるも良し。
物販ビジネスや株式投資もありですからね。
わざわざ不得手な職を選んで心身ボロボロになるよりは、これはできそうだなというものを探し続けてください。
4.まとめ
高学歴は仕事ができないのか否か討論。
薄っぺらい結論ですが、人による(笑)
実際そうですもん(^◇^;)
もう少し掘り返せば…
- 評価する上司との知能バランスの乖離
- 単に得意ジャンルが違うだけ
- 勉強と仕事を一緒にするのがナンセンス
そう、結局この話はムダです。
高学歴になるほど頑固だとか、プライドが高いだとか根拠も微妙ですからね。
それよりもカテゴライズをしながら新人教育している上司に問題ありです。
このような偏見をかざしては真っ当な評価などまずできないでしょう。
後は上司の伝達不足を踏まえた教育ミスということも考えられます。
指示語をひたすら使いながら教育した気になっている方も非常に多いです。
アレはアレだろ!みたいな(笑)
だから、高学歴部下への文句を言う前に、自分の指導力を見直した方がよっぽどマシなんです。
それで文句を言うのであれば、どっちがプライド高いんだろうという話になりますからね(^◇^;)