どーも、やまとのです!
皆さんは買い物が好きですか?
- お気に入りのカバンや服を買う
- オシャレな装飾品を買う
いろいろな目的でお休みの日はショッピングに出かけることもあるでしょう。
実は『社会学』という学問は人々の買い物にも目を向ける分野なのです。
社会人の勉強ということで買い物の目的を書いてみましょう。
○今回のポイント
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ブランド品を購入する人の心理は?
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結構危険な見栄っ張りな買い物
1.買い物と幸福度
中学生から経済を勉強すると思いますが、本来この分野は単純なお金ではなく人々の幸福度について学んでいく分野です。
つまり、『幸せ』にどのような影響が与えられていくかを勉強していきます。
経済学の観点からいえば、人はお金を払ってより多くのモノが購入できるほど幸せになると定義されています。
本1冊購入するよりも、本2冊購入した方がより幸せになるのです。
学問的にいえば100冊、200冊とどんどん増えていけば上がり幅は小さくなりながらも幸福度が増していきます。
とはいえ、我々が所有するお金には限りがあります。
そのために節約思考が生まれ、優れた機能を持つ商品をより安価で購入するのを求めるようになります。
要するにコストパフォーマンスを重視するんですね。
いつからか『買い物上手』という言葉も生まれ、買い物に失敗しないことが『できる人』の1つの指標となりました。
2.ブランド品の購入
買い物というと『ブランド品』をどう捉えるかも重要なポイントだといえます。
僕自身はブランド品に全くといっていいほど興味はなく、とりあえず機能やデザインを重視します。
そこまで高くなくともかっこいいデザインの柄はたくさんありますし、優れた機能を持つ商品も多いです。
とはいえ、ブランド品を購入する人は否定しません。
そこは1人1人価値観が違うわけですし、実際にお店のブランドを最重視する方もたくさんいるでしょう。
なぜブランド品を購入するの?という質問に対して面白いアンケート集計を発見しました。
詳しくはサイトを見てもらうと分かりますが、高級ブランド品を購入する際に人々が重視しているポイントは
- デザイン(57.9%)
- 品質(41.7%)
- 使いやすさ(40.0%)
らしいですね。(2019.3月調査)
ブランド品の知名度やイメージは10.5%程しかいなかったという事実があります。
おまけにこのアンケートは複数回答可能なので、意外にもブランド品の知名度を意識している方は少ないことがうかがえます。
本当にデザインや品質だけで良い商品を買いたいのであれば、何も高級ブランド品にこだわる必要はありません。
もし、一緒に暮らしているパートナーがブランド品ばかり購入するようなら目的を問いかけてみるといいかもしれないですね。
そして、
「いや〜、だってデザインと品質がー」と言い始めたら、
「もっと買い物の勉強しなさい!」
と家計簿見せて怒ってもいいと思います(笑)
3.見栄っ張りな買い物
まあ、これも価値観といえば価値観ではあるのですが…
買い物で意外と陥りやすくなるのが
見栄っ張りな買い物ですね。
これは社会学用語で
『誇示的消費』といわれます。
例えば、オメガの時計とかヴィトンのバッグとか高級そのものの商品を身につけるのを目的とする買い物が該当しますね。
自分はお金持ちであると周りに見せつけたいという欲望が人間には古くからありました。
この誇示的消費に支配されてしまうと、収益が下がっているのにもかかわらず無理な買い物をしてしまいます。
これは相対所得仮説という考え方の1つで、人間は収入が下がっても以前の暮らしやプライドを捨てきれずに同じ量の消費活動を続けるという特性を持ちます。
1人で抱える分にはまだいいですが、くれぐれも一緒に暮らしている人に迷惑かけないよう注意しましょうね!
大学で経済の勉強をしていた頃は、こんな連立方程式や微分のオンパレードを勉強する意味はなんだろうと不思議に感じていました。
ですが、今ならハッキリということができますね。
経済学の勉強はめちゃくちゃ大切だと(^◇^;)
併せて社会学の勉強もどんどんやっていくといいかもしれませんね!
4.まとめ
今回は『買い物』という行動に目を向けて社会学や経済学の話をしてみました!
これらの勉強は社会で非常に役立つので、暇があったらぜひブログを覗いてみてください!
そして、買い物をするときはきちんと自分の心の内を汲み取れるようにしましょう。
無理な買い物をなるべくせずに、ちゃんと目的意識を持って買い物を楽しんでくださいね!
ご覧いただきありがとうございました!