どーも、やまとのです。
今日はドッジボールの戦い方ということで、埼玉県の月越ストームをテーマに書いていきます。
特に2016年度の代が凄いなと感じたので、その代の印象を綴りたいと思います。
2016年度月越ストーム
まず、2016年度の月越ストームは、夏の全国大会準優勝、春の全国大会3位とこの年の全国チームの中でも非常に安定した成績を残しました。
残念ながら全国優勝こそはできなかったものの、その強さは全国から注目を集める程でした。
特に埼玉県のチームということもあって、北海道や東北から関西までの広範囲にわたって多くのチームと交流があったかと思います。
また、月越ストーム自体がそれ以前より結果を残してきたチームなので、知名度もかなり高かったです。
注目したポイント
2016年度の月越ストームで最も注目したのは、春の全国大会で見せた2人外野スタートでした。
ドッジボールは元外野を必ず1人は出さないといけないのですが、内野人数で勝敗が決まるため、基本的には外野を1人だけ置くのがセオリーです。
しかし、月越ストームはあえて外野を2人置くことで、内野数を1人少ない状況からスタートさせました。
この配置が当時の月越ストームの選手層に凄くピッタリだなと勉強になったのを今でも覚えています。
外野2人の利点
当時の月越ストームの攻めには、2つの利点があるなと個人的には感じました。
それは、
- 外野2人の利き手が違う
- アタッカーを存分に使える
です。
外野2人の利き手が違う
まずは、外野2人の利き手が違うということについて。
月越ストームの外野は当時、右利きの選手と左利きの選手の2人が担っていました。
基本配置としては、右利きの選手は右側に、左利きの選手は左側にと、常にフックのクロスアタックを打てる状態が整っていました。
そのため、初期状態から左右均等に圧をかけられるので、守っている側も少なからずの恐怖感はあったんじゃないかなと思います。
おまけにサイドを満遍なく使えるので、攻撃の幅も広がっているように感じました。
アタッカーを存分に使える
さらに、利点のもう一つとして挙げられるのが、アタッカー選手を存分に使えるということです。
2016年度の月越ストームは、見た感じオフェンスの中心選手は4人かなと思いました。
普通に外野1人だけを置いて、他のアタッカーを3人内野に置くと、このようにホウキ型のスタイルができあがるんですね。
このスタイルも悪くはないのですが、月越ストームのように4人ともパワーのある選手だと少し勿体無い気もします。
やはり、アタッカーが偏ると投げられる機会もその分減ってしまいますからね。
そこで、外野と内野の枚数を均等にすることで、どのアタッカーも高い頻度でオフェンスに参加することができます。
まさに、自チームの特徴を活かした攻めですね。
答えは無数にある
こういうスポーツの攻め方は、どうしてもセオリーを意識してしまいますが、意外とやり方は無数にあります。
2016年度は月越ストームとガッツクラブの試合がとても印象的でした。
この5分間でここまで勉強になる内容もそう多くはありません。
いろいろと試してみると、ドッジボールもさまざまな発見が得られるよというお話でした!