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どーも、やまとのです!
今回から公務員試験の新しい分野を紹介します。
勉強されている方は、
「ミクロ経済学」にも力を入れているでしょう。
専門科目の中でも、比較的出題数の多い分野です。
ただ、以前まで僕が書いた記事では
「マクロ経済学」を主に取り扱っていました。
それぞれの違いをしっかりと押さえていない方は数多くいます。
今回はミクロ経済学の導入として
ミクロ経済学とマクロ経済学の違いを解説しましょう。
ミクロ経済学とマクロ経済学の違い
ミクロ経済学とマクロ経済学。
一文字違いで分かりづらいと感じた方もいると思います。
これらは、全くもって異なる概念です。
公務員試験のみならず、一般常識としても押さえなければなりません。
ミクロ経済学は「個」を対象
分かりやすく解説すると、ミクロ経済学は「個々」を対象にした学問です。
以下のようなものが具体例として挙げられます。
- 家計
- 企業
個人の収入にどう影響するか、価格の変化で商品の購入量はどの程度変わるかなどを分析
ミクロ経済学は、次の3つに大別されます。
今勉強している範囲が、どの視点に立ったものかを確認しながら理解しましょう。
マクロ経済学は「全体」を対象
一方で、マクロ経済学は
国や世界「全体」を対象とした学問です。
GDPの話に始まり、財政政策や金融政策などを幅広く捉えます。
また、経済学者の所得に関する考察を覚えることもマクロ経済学の重要な内容です。
- ケインズ
- デューゼンベリー
- モディリアーニ
- トービン
これらの学者が唱えた考え方も勉強します。
ミクロ経済学は数学の勉強
ミクロ経済学は、マクロ経済学と比べて計算問題が多いといえます。
特に、数学の勉強は復習しなければなりません。
なお、数学を簡単に勉強したい場合は下記の参考書がおすすめです。
リンク
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よく使われる計算方法は以下の3点です。
これらに加え、一次関数と二次関数のグラフの特徴は押さえておくといいでしょう。
連立方程式は頻繁に使う
ミクロ経済学およびマクロ経済学は、さまざまな場面で連立方程式を使います。
その理由は、2つのグラフの接点を求める問題が多いからです。
ミクロ経済学の例として、均衡価格が挙げられます。
需要曲線と供給曲線の接点における価格のことです。
マクロ経済学でも、IS-LM分析でよく使います。
中学校で習う範囲のため、確実に正解できるよう練習しましょう。
「最大・限界」と出たら「微分」
ミクロ経済学を中心に以下の問題が出されます。
- 最大となる値を求めよ
- 限界費用を求めよ
このように、「最大」や「限界」の文字が現れたら微分を使うと覚えましょう。
微分は、指数も使う特殊な計算方法です。
1つ、例を以下で紹介します。
図のように、指数の数字を係数に掛け算し、指数は「-1」する手法です。
高校2年生あたりで習う人が多いでしょう。
微分は、二次関数(曲線)における
接線の傾きが求められます。
価格が1%上がったら、消費量はどの程度増加するかといった問題を解くのに役立つ方法です。
指数関数は基本を押さえる
ミクロ経済学を中心に、基本的な指数法則は確実に押さえたほうが安心です。
例えば、次の数字はどのように求められるか解くことはできますか?
1/2乗や「-2乗」に戸惑いを隠せないかもしれません。
これらの法則をしっかりと覚えることが難問を解くカギです。
ちなみに、答えは以下のように求められます。
もう一度基礎に立ち返り、複雑な指数が出題されても解けるよう復習しましょう。
勉強はどちらからでもOK
「ミクロ経済学とマクロ経済学はどちらから勉強すべきか」と悩む方も一定数いるでしょう。
個人的には、特に順番を意識する必要はないと思います。
公務員試験では、2つの学問がリンクすることもあまりないからです。
一般的には、ミクロ経済学から勉強する人が多い印象です。
実際に、ミクロ経済学はイメージしやすいため、スタートにふさわしいのかもしれません。
まずは、マクロ経済学とのの違いを確認し、それぞれが別の学問であると理解しましょう。
そうすれば、お互いを区別させながら勉強できます。
公務員試験の受験予定者には、今の仕事を退職する方もいるはずです。
退職手続きが上手く進まずに困っている場合は、「辞めるんです。」へ問い合わせてみましょう。
まとめ
今回は、ミクロ経済学およびマクロ経済学の違いについて紹介しました。
双方の学問は、対象としている範囲に大きな違いがあると押さえましょう。
そして、ミクロ経済学は計算問題がひたすら出題される学問です。
もちろん暗記が必要な内容もあるため、幅広く頭を使わなければなりません。