どーも、青二才ヤマトノです!
全国大会が終わり、今年度が無事に終了したことで安堵している方も多いでしょう。
そこで突然ですが、ドッジボール界を揺るがす素敵な知らせを耳にしたので、今回はその朗報を紹介してみたいなと思います!
【1.リトルWinkとは?】
皆さんはかつて福岡県の強豪チームとして名を馳せたリトルWinkを知っていますか?
これまで夏の全国大会に3度、春の全国大会に4度進出し、準決勝進出率5割超えという安定感を誇る福岡レジェンドの一角です。
全国大会に初出場したのが1996年春ですが、その年の全国大会でいきなり第4位という成績を残します。
そして、2002年の夏に念願の日が訪れました。
予選リーグから快勝し続け、見事全国制覇を達成します!
それから2年後の2004年夏では、福岡県勢初となる複数回にわたって全国大会決勝戦へ進出。
惜しくも準優勝で2度目の制覇とはなりませんでしたが、福岡県にリトルWinkありと存在感を強く示します。
結果的にリトルWinkの夏春合わせた全国大会の成績は
優勝・・・1回
準優勝・・・1回
第4位・・・2回
とかなりの好成績を残しました。
しかし、リトルWinkは2014年に名前が変わって事実上の解散となってしまいます。
福岡県の強豪チームが姿を消したことに、さぞかし切なく感じていた方もいらっしゃるでしょう。
あれから6年、伝説の第二章が幕を開けようとしています。
【2.復活の舞台】
リトルWinkはこれまで金武小学校を主な拠点として活動していました。
解散の流れでさまざまな動きがあったものの、現在は金武ワンピースが金武小学校で活動を続けています。(リトルWink復活後も金武ワンピースは活動を続けていくとのこと)
リトルWinkの復活を志すのは2名のドッジボールコーチによる試みです。
1名は元リトルWinkの選手で、高校にはハンドボールのインターハイに2度出場し、再びコーチとしてドッジボールに戻ってきました!
指導を続けて3年目ということですが、リトルWinkで培ったディフェンスからゲームを作る戦術とハンドボールの相手の戦い方を先読みする分析力を指導に現在も生かしています。
もう1名のコーチは元北小ヴィクトリーズのドッジボーラーとして活躍。
現在はもう解散していますが、コーチが現役時代の頃には全国大会ベスト8という輝かしい成績を残します!
卒業後は野球に全力を注ぎ、またドッジボールの舞台に選手兼コーチとして戻ってきました。
勝利に結びつける巧みな戦術を得意とする北小ヴィクトリーズの経験と、これまで自身が4年間ドッジボールコーチとして培ってきた知識を織り交ぜてさらに強力なチームを磨き上げています。
そのお二人がタッグを組んで新生リトルWinkを結成するのは、ドッジボールに関わっている方であればかなりのビッグニュースだと感じるでしょう!
【3.リトルWinkの凄さ】
僕自身、リトルWinkの試合は現役時代に1度、現役卒業後は2012年度の代を見たことがありました。
リトルWinkの凄さはゲームの支配力にあると考えています。
ゲーム支配力とは代々受け継がれる経験の賜物です。
- 球が速い
- パス回しが速い
この『速い』というワードは確かにドッジボールでは欠かせません。
しかし、この『速さ』も使い方が分からなければ、『再現性』が低くなってしまいます。
九州地方のチーム、特に全国の頂上を上り詰めていた代はこの『再現性』が全体的に高いという印象がありました。
リトルWinkは『巧みなゲーム支配』の先駆者だと僕は思います。
そして、先述でも触れましたがゲームを支配するために重要なのはディフェンス力です。
代々安定感のあるディフェンス力を武器に、全国大会へ7度も進出するのは並大抵なことではありません。
新生リトルWinkは、先代の特長を基盤としつつも、北小ヴィクトリーズ上がりのコーチと協力することでまたアップデートされた知識や技術が搭載されることでしょう!
順調に復活への一歩に近づけるよう、陰ながら応援していきたいです!