ヤマトノ教室

公務員試験対策・その他勉強法

共和制と民主制の違いとは?日本はどっちの制度?

どーも、やまとのです!

今日は子どもに聞かれたらどう答えるの?シリーズということで社会科から共和制と民主政治の違いについて書いてみましょう!

「そういえば世界史でやったわー」と何となく覚えている方はいるかもしれません。

これを押さえると各国の特徴が把握できるので凄く良いですよ!

 

共和制ってなあに?

f:id:yamatono11:20210418175009p:image

じゃあ、まずは共和制ってなんでしょ?

一言で言えば、「国の元首が国民によって決められる制度」です。

天皇や国王がいない国といえば分かりやすいかもしれません。

ちなみに共和制の国は

  • アメリカ
  • ドイツ
  • フランス
  • ロシア

など多く存在します。

日本はどうだろう?と考えるかと思う人もいるでしょう。

日本の場合は君主制に該当するのが一般な考え方です。(これにはさまざまな議論が交わされていますが…)

日本の元首は天皇であり、天皇は世襲制ですからね。

日本は共和制とは対の関係にある制度を採用しているといえます。

憲法によって国の在り方を定めているので、日本の基礎は立憲君主制です。

しかし、天皇主権の国ではないのでどうなんだろうね?といろんな説が唱えられています。

  • 元首を国民で決めるのが共和制
  • 世襲で天皇が決まる日本は君主制
  • 共和制の国はアメリカやドイツなど

 

民主制とは?

f:id:yamatono11:20210418174735p:image

では、民主制とは何でしょうか⁇

民主制を一言で言えば、「国民によって支配される社会」を指します。

日本は確かに共和制の国ではありません。

しかし、日本の与党は国民の選挙によって決められ、その与党内の代表者が内閣総理大臣として国を治めます。

つまり、日本はれっきとした民主制を採用している国です。

このことから共和制と民主制はそもそも同じ意味を指すわけではありません。

共和制を採用している国にも独裁政治で支配している国もあります。

  • 民主制は国民が主権の社会
  • 日本は民主制を採用
  • 共和制と民主制の意味は異なる

 

なぜ共和制は生まれた?

f:id:yamatono11:20210418174650j:image

近代以前の世界は「君主制」を採用している国がほとんどでした。

この歴史の転換機となったのがアメリカです。

アメリカ独立運動の成果により、ようやく独立国家として誕生したアメリカ合衆国。

元首を作らず、貴族による共和政治を採用していました!

これまで共和制といえば元首は設けないものの、貴族と平民とに分かれているという形が一般的でした。

上級層が国を治めるため、共和政治は民主政治と対になる関係ではありました。

しかしながら、アメリカは後に貴族共和政を廃止して民主共和政を確立します。

共和制を採用する国が増え始めたきっかけとなったのは、第一次世界大戦です。

この戦争によって独立した国が共和制をとります。

加えて、ロシアやオーストリアなどの国で君主制が崩壊しました。

結果的に、共和制を採用する国が増加します。

  • 共和制を確立したのはアメリカ
  • 貴族政治から民主政治への転換
  • 共和制が増えたのは第一次世界大戦後

 

日本はなぜ君主制?

f:id:yamatono11:20210418174601j:image

日本の君主制の歴史においても、さまざまな見方があると思います。

ただ、一般的に考えて日本が君主制を維持する理由には伝統が挙げられるでしょう。

戦前までは『天皇主権』の考え方で天皇は神様のような存在でした。

国民の権利は『臣民の権利』と揶揄され、天皇の留保の下で認められていただけに過ぎません。

分かりやすくいえば、天皇の掌(手の平)で国民が生活していたというわけです。

戦後にGHQの関与で修正され、天皇は象徴であると国の在り方が見直されました。

天皇は政治に関与することがありませんし、国民にきちんと主権が与えられるようになります。

君主制の維持によって、今のところ国民の生活が脅かされる心配性はないため継続されているのが一般的な考え方です。

※あくまで『一般的』なので細かい議論には口を挟みません。

  • 日本は天皇主権から国民主権へ
  • 日本の天皇は象徴的存在
  • 日本の君主制は伝統のひとつ

 

まとめ

共和制は天皇や国王がいない国といえ、その対概念にあるのは君主制です。

民主制は共和制と同じ意味ではありません。

日本は民主制の政治を行っているものの、天皇が象徴として存在しているので君主制の国ともいえます。

この違いを押さえて、もし子どもから尋ねられたときに答えられるよう準備していきましょう!

また、政治や各国の仕組みの勉強は、社会人にとっても必要不可欠な勉強だといえます!