どーも、ヤマトノです!
皆さんの中にも、FXに興味があるもののやり方がイマイチわからないと悩む人がいるでしょう。
この記事では、FXのやり方について初心者でも分かりやすく解説します。
手順をしっかりと押さえ、いつでもチャレンジできる環境を作ってください。
FXのやり方
初心者でも簡単に手続きできるようFXのやり方を紹介します。
基本的な流れは以下のとおりです。
- 1.口座を開設
- 2.証拠金を入金する
- 3.取引を行う
- 4.預金口座に移す
やり方を押さえて、FXの取引ができる準備を済ませましょう。
口座を開設する
まずは、口座開設の手続きを行います。証拠金を預ける金融機関や証券会社を選んでください。
ネット証券であれば、手続きにもそこまで時間がかかりません。
個人的には、SBI証券や楽天証券での口座開設がおすすめです(私も現に持っています)。
必要書類の提出
手続きを進める上では、身分の分かる書類を提出しなければなりません。
基本情報と個人番号(マイナンバー)が記載されている書類を用意しましょう。
いまでは、多くの人がマイナンバーカードを所有しているはずです。
ネット証券は、スマホで画像を送るだけで簡単に手続きが完了できます。
スキマ時間を見つけて、まずは必要書類の提出だけでも進めてください。
審査に通過したら取引開始
必要書類の提出が完了したら、証券会社側からの審査を待ちます。
審査に通過するための条件は、正直そこまで難しくありません。
反社会的勢力でなく、本人がきちんと申請すれば基本的には通過できるはずです。
落ちた人は、必要書類の提出に漏れがあるか、余程投資に関する知識がないと思われたかでしょう。
無事に審査を通ったら、いよいよ投資の準備に入ります。
証拠金を入金する
FXを始めるには、証拠金の入金が必要です。
方法は証券会社に応じて少し異なるものの、ネット証券であれば即時入金サービスも豊富に用意されています。
また、手続きする際には各証券会社の最低入金額をチェックしてください。
1回につき1,000円などと下限が設けられているはずです。
この証拠金は、FX投資をしている中で全てなくなるケースも考えられます。
必ず生活資金には手を出さず、余剰資金で行うようにしましょう。
取引を行う
ここまで準備を済ませたら、いよいよFX投資のスタートです。とはいえ、購入方法がイマイチわからない方もいるでしょう。
ここでは、取引のやり方を簡単にまとめます。
通貨ペアを選ぶ
まずは、取引を開始する前にFXの基本である通貨ペアを選んでください。
初心者であれば、なるべく円/ドルや円/ユーロをおすすめします。その理由は、単にメジャーな通貨だからというだけではありません。
円もドルも基軸通貨として考えられており、比較的安定しているのが特徴です。
トルコリラやメキシコペソのようなマイナーなものは変動も激しく、極めてハイリスクハイリターンな投資になります。
大きな損失を起こす恐れもあるため、無理をせずメジャーな通貨から投資しましょう。
ポジションを建てる
FXの注文には、大きく分けて新規注文と決済注文の2つがあります。
まずは、新規注文からポジションを建てなければなりません。
ポジションとは通貨を保有している状態、もしくは注文しているものの未決済のままの状態のことです。
単位は通貨やLotで表され、基本的には1万通貨=1Lotとなります。
なお日本語では建玉(たてぎょく)といわれ、買い建玉は「ロング」で売り建玉は「ショート」とも呼びます。
取引単位については、証券会社の情報を参照してください。その単位に合わせて、証拠金の額も変える必要があります。
仮に、1ドル=150円で取引金額の4%以上の委託が必須の場合を想定しましょう。
1万ドルの取引をする場合は、1万ドル×150円×4%で6万円の証拠金が必要です。
注文方法も多種多様
ポジションを建てるには、新規注文で手続きが基本です。ただし、FXにはさまざまな注文方法があります。
これらの違いを押さえたうえで、どの注文が望ましいかを決めなければなりません。
基本的な方法が指値注文と成行注文です。
指値注文は、レートを指定してから注文する方法を指します。そのレートより有利な状態であれば、取引が行われるスタイルです。仮に不利な状態となったら、取引は行われず注文も無効となります。
成行注文は、レートを指定せずに注文する方法です。必ず取引が成立するため、少し損失が発生しても利確したい場合に行われます。他にも、損切りしたいときに成行注文がおすすめです。
その他の方法については、別の記事でまとめようと思います。しばらくお待ちください。
決済注文で利確する
タイミングを見計らい、利確したいときに決済注文をしましょう。
買いポジション(ロング)で取引している方は売り注文、売りポジション(ショート)であれば買い注文です。
決済注文時には、先程紹介した指値注文や成行注文などの種類を選びます。
決済する際には、必ずしも利益が発生している必要はありません。むしろ多くの損失を出さないよう、損切りするのも重要な戦略のひとつです。
預金口座に移す
決済注文で大きな利益を出した場合、預金口座に少し入れたいと考える方もいるでしょう。その際には各証券会社の手順に従って、出金の手続きを済ませてください。
出金するときの注意点は、入金よりも時間がかかることです。
クイック入金は即時で作業が終わりますが、出金の場合はある程度の日数を要します。早くとも翌々営業日に完了するのが基本です。
FXの口座にあるお金を移すだけであるため、そこまで急ぐ必要もないかもしれません。
万が一、急にお金が必要になった場合は、出金に時間がかかる点を念頭に置いておきましょう。
FX初心者におすすめな方法
最後に、FXで取引する際のコツや分析手法について説明します。初心者の場合は、どのように投資すべき通貨ペアを選べばよいか分からなくなるでしょう。
自分なりに取引の軸を作れるよう、最低限この内容だけは覚えてください。
デモトレードから始める
実際のお金でFXをする前に、まずはデモトレードから始めてみるといいでしょう。
デモトレードとは、無料で始められるFXの練習です。100万円を持っていると想定した上で、仮想の取引を楽しめます。
あくまで仮想のお金であるため、たとえ損失が発生しても何の問題もありません。
名前やパスワードを使った登録も必要なく、誰でも簡単に利用できるのが特徴です。実際に投資していると仮定して、FXに慣れましょう。
ポイント投資
私たちが普段貯めているさまざまなポイントも、FXに使用できます。主な例として挙げられるのが、楽天ポイントやPontaポイントです。
以前はTポイントでもFXに利用できたものの、ネオモバイル証券がSBI証券と合併したことからFXのポイント投資で新規口座開設ができなくなったようです。*1
ポイント投資は基本的に1ポイント=1円で、少額から取引ができます。
実際のFX投資と変わりなくできるため、現金を失いたくない方におすすめです。
使わずに余っているポイントがあったら、投資への利用を考えてみてください。
少ない資金から始める
初心者がFXで守ってほしいポイントは、大きな損失を出さないことです。FXは、たとえ負けても全くもって珍しくありません。
以下の記事にもあるように、数ある投資の中でもリスクが大きい種類であるためです。
そのため、少ない資金から始めて損失をなるべく抑える必要があります。
無論、その分利益も小さくはなりますが「塵も積もれば山となる」を糧に取り組みましょう。
FX会社のなかには、取引単位が小さく設定されているところもあります。松井証券やSBI証券であれば、1通貨からの取引も可能です。
証券会社で設定されている最低証拠金も参考材料のひとつにしてください。
まとめ
今回は、FXのやり方について初心者にも分かるように解説しました。
今ではネット証券があるため、口座の開設もラクになったでしょう。私も口座開設はわずか数分程度で審査まで行き着いた記憶があります。
口座を開設したら入金を済ませた上で、FX投資に挑んでみてください。必ず少ない金額から始めるよう心がけましょう。
まだ現実のお金が怖いのであれば、デモトレードやポイント投資もおすすめです。