どーも、青二才ヤマトノです!
今日はドッジボールの大会から昔の試合を紹介したいと思います。
久しぶりのドッジボール分析ブログですね。
ドッジボールの見方といいますか、こういう方法で戦えるように練習するんだなというのを参考にしていただければと思います!
【1.ドッジボール動画紹介】
まずは、1つ動画を紹介します。
こちらは僕がつい先日に投稿した動画ですね。
2007年度(2008年1月)に開催されたドッジやろうぜ!杯の準々決勝戦です。
杉小キャイーンブラザーズはこの時1番以外は全員5年生以下でフィールドに立っています。
それでも勝ち上がっていって準々決勝戦まで進出。次勝てば4強に入れるところまでやってきました。
対する相手は東京都のIRS FINALです。
夏の全国大会予選で東京都チャンピオンになるほどの強豪チームですね。
【2.試合の流れ】
詳しくは動画を見ていただければと思いますが、この試合は終始IRSがリードするという展開でした。
お互いにパスワークが優れていますが、ディフェンスはIRSが一枚上手だったかと思います。
特に警戒されている外野側からはなかなか当てられず、オフェンダーも何人か外野にいましたが当てて戻ることができませんでした。
最後の外野アタックは際どいところでしたが、判定はヘッドアタックのセーフ。
※危険防止から投げたボールが相手の頭に当たったら反則となり、セーフかつ相手ボールから再開する。
惜しくも杉小キャイーンブラザーズは敗れてしまうという流れですね。
【3.この試合のポイント】
この試合は両チームのパスワークが見どころです。
ハンドリングと投げるコースがお互いに上手で、流れるようにパスを回していきます。
どういう攻め方をするにせよ、基本的なパスワークの技術は必ず押さえておかなければなりません。
そして、IRSの素晴らしいプレーは動画の49〜50秒のところだと思います。
外野からのクロスアタックに対して、カバーの選手が手のみでボールを捕球します。
これは、足でラインを踏んだらオーバーラインとなってしまうため、上半身だけを使った芸術プレーです。
実はこれ翌年の杉小キャイーンブラザーズの両サイドカバー選手も得意としていたプレーなんですよ。
このサイドカバー選手が上手に捕球できれば、攻撃の幅は一気に広がります。
以前も説明したように、このようなパス回しが展開できるんですね。
こういう1人1人のプレーに参加しようとする意識がチームを引き上げていきます。
そういう意味でも、この試合から学べることは多いかなと思い、敢えてYouTubeにて動画を投稿してみました。
【4.ハンドリング練習】
ハンドリングを鍛えるためには、ボールの中心を捉えるトレーニングをする必要があります。
バスケットボールをやっていた方なら基本的な練習として知っているかと思いますが、ボールをお腹周りでクルクル回す練習や足の間を8の字に回す練習を自主トレでやってみるといいでしょう。
ポロポロと落としているようでは、ハンドリングはまだまだです。
ハンドキャッチをする際に勘違いしないで欲しいのが、ボールは手で挟むものではありません。
いかに中心を捉えて、ボールを手の平に乗せられるかが重要です。
小学生のうちは運動神経がまだまだ成長途中にあるので、大人のようにキャッチすることは難しいかもしれません。
トレーニングを重ねていくことで、キャッチの感覚が掴められるようになります。
もし、ハンドリングができてきたら、今度は片手キャッチボールをしてみましょう。
ふわっと利き手に乗せることができたら、ハンドリングはだいぶ鍛えられています。
派手なプレーというのは、地道なトレーニングの積み重ねです。
格好いいプレーをするためには、基本的な練習を大切にしていきましょう。
【5.今回のまとめ】
今回は、YouTubeの動画からドッジボールの練習について書いてみました。
5分間の試合で学べることはたくさんあります。
僕自身、多くの試合から勉強させていただきました。
現役選手の頃、コーチ時代の頃、そして今もそれは全く変わっていません。
映像分析はドッジボールだけではなく、スポーツの基本だと思います。
今後もまたたくさんの動画を提供し、分析ブログを書いていけるように頑張りますね。