やまとの教室

文武をともに記した学習帳

ドッジボールの球の速さ。スピードガンだけでは語れない。

どーも、青二才ヤマトノです。

 

本日はドッジボールの話に戻りたいと思います。

 

ドッジボーラーであれば、速い球を投げることに憧れる人は多いでしょう。

 

その速さを数値化できる機械こそがスピードガンです。

 

スピードガンで高い数値を出すのは確かに凄いことではありますが、それが絶対に良いアタッカーに繋がるかどうかはまた別の話です。

 

本日はスピードガンでは計り知れない力について紹介していきましょう。

 

 

【1.スピードガンとは?】

スピードガンは、元々自動車のスピード違反を取り締まるために開発されました。

 

今ではさまざまなタイプのものが作られていますが、野球等で使われるタイプのものは物体の電磁波を基にドップラー効果を利用して測定します。

 

ドップラー効果とは、波の発生源となる物体または観測者が動くことによって周波数が異なる現象を指します。

 

例えば、救急車が前から向かってくる時と過ぎ去った後では音の聞こえ方が変わりますよね?

 

前から来るときは

「ピーポー!ピーポー!」

ですが、

 

過ぎ去った後は

「フィ〜ホゥ〜、フィ〜ホゥ〜」

と個人的には聞こえてきます笑

 

この現象を速度測定に生かしたのがスピードガンです。

 

スピードガンから放出される電磁波を、投げられたボールの電磁波が跳ね返します。

 

その跳ね返った電磁波をスピードガンがキャッチして速度を測ることができるという仕組みですね。

 

ボールがスピードガンを構えた方向にピッタリと投げることができれば、その分跳ね返ってくる電磁波も大きくなるので速度は大きくなりやすいです。

 

上下左右に外れてしまうと、数値は低下します。

 

スピードガンは数値が低く出ることはあっても、高く出ることはありません。

 

数値が出たら、その球の速さは間違いなく最低限の自分の力だと思って間違いはないでしょう。

 

 

【2.測定できないもの】

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確かに、スピードガンで高い数値を出すことができるのは1つの武器となります。

 

しかし、スピードガンはどうしても個人差は出てしまいます。

 

高い数値が出ない選手は、アタッカーとして大成できないのかと不安になるかもしれませんが、そんなことは全くありませんので安心してください。

 

スピードガンでは測れないものがあります。

 

それが、ボールのキレです。

 

球速は同じ70kmでも、そのまま失速するボールと手前で伸びてくるボールでは大きく違います。

 

野球なんかでは球の回転数が違うと言われますが、ドッジボールでも同じことが言えると思います。

 

どうしても、地球には引力が働いているので、投げられたボールはいずれ地面に落ちてしまいます。

 

その引力を出来るだけ緩和するための方法が回転数を上げることです。

 

回転数を上げるには、最後の最後までグリップを緩めないことが重要です。

 

足と体を上手く連動させ、体重が乗った状態で投げられたボールは例え球速は遅くともキャッチは難しくなりますね。

 

 

【3.当てるコツ】

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実際のところ、僕自身も投げるボールは大して速くありません。

 

良くて80kmそこそこです。

調子悪ければ80kmも行きません。

 

コーチやっていた時は小学生相手には流石に本気で投げていなかったです。

 

本気で投げても全国の小学生よりも遅いので、球速は問題ないですがパワーはありますからね。

 

だから小学生に投げてたのは70そこそこぐらいしか投げられなかったと思います。

 

しかし、それでも小学生からしたら取りづらいとは言われていました。

 

別に小学生を当てて「どうだ!」と自慢するほど大人気なくないですが笑、1つ言えるのはある3つの意識を持てば意外と簡単にアウトは取れるんです。

 

それが

  • リズムの変化
  • 狙いどころ
  • 意外性

ですね。

 

順番に説明していきましょう。

 

 

リズムの変化

まずは、リズムの変化。

 

ドッジボールは捕ってから投げるまでをできるだけ速めなければなりませんが、ただ闇雲に速く投げればいいというわけでもありません。

 

大事なのはいかにリズムを変えられるかです。

 

それが上手だったのは、僕の後輩にも当たる2008年杉小キャイーンブラザーズの2番です。

 

彼はボールスピードも確かに群を抜いていましたが、投げるまでのリズムがかなり変わるのでキャッチは難しかったですね。

 

特にこの試合は彼の良さが顕著に現れていると思います。

 

この時まだ5年生というのがさらに驚きですよね笑

 

パスのリズムはワン、ツー、スリー

アタックになるとワン.ツー!

たまにワーン.ツー!

 

リズムで裏をかくというのは1つの方法です。

 

そのためには、基本的なハンドリングは大大大前提と言えますね。

 

 

狙いどころ

次に大切なのが狙いどころですね。

 

これは単純なコントロールに加えて、経験値と勉強量がものを言います。

 

角度を入れながら相手の体の正面から外すのは鉄則と言えましょう。

 

間が空いているチームは手を出すように誘うアタックを、間がビッチリと塞がってしっかり構えるチームは肩口とゼロクリアコース(端の選手の外側)を基本的には射抜きます。

 

また、意外と大事なのがディフェンス選手の利き足ですね。

 

利き足じゃない方の足を前に出している選手はその足を狙います。(訓練されていないと片方の足しか使わなくなるのでより分かりやすい。)

 

さらに両膝を一生懸命床につこうとする選手は正面には強いですが、肩口や膝、中心から外したコースは脆くなります。

 

そのチームの特性を知るのも良いかもしれませんね。

 

 

意外性

そして、最後に大切なのが意外性です。

 

「まさか来ると思わなかった」というところでアタックを仕掛けられる選手は本当に怖いですね。

 

この意外性は強力的な武器となったのは2017年夏に全国優勝した6ネンズ98だと思います。

 

ディフェンダー選手も外野にパスをするフリして果敢にアタック打ってくるのはディフェンスにとっては脅威です。

 

また、個人の選手で言えば、僕は動画に上げていませんが、2008年オオハタブレイカーズの外野選手が凄かったですね。

 

YouTubeで調べれば出てくると思いますが、パスが乱れても構わずクロスで仕掛けてくるのは怖さを植え付けます。

 

後は2006年度Super Yankeesのエースもオープンクロスアタック(利き手側に角度を入れてボールを投げること)の意外性は非常に取りづらかったです。

 

スポーツ全般そうですが、適度に相手の裏をかくのが必要不可欠となります。

 

他にもいろいろと大切な要素はありますが、意識次第で大きく成長できるのは以上の3点だと思います。

 

 

【4.今日のまとめ】

今回はスピードガンの仕組みを説明するとともにアタッカーが意識すべきことを書いてみました。

 

アタッカーは

  • リズムの変化
  • 狙いどころ
  • 意外性

を意識し、投げるフォームも今一度見直しておくといいでしょう。

 

ドッジボールはいつしかスピードガン信仰が強くなったなと感じますが、それだけで全てが決まるわけではありません。

 

確かに、エンターテイナーとしてはスピードガンコンテストも面白いですけどね笑

 

高い数値を出せるのもまた1つの力。

 

そこで勝てないのであれば、違う良さを見つけて伸ばしていくことが大切です!

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