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ビットコインはやめとけと言われる理由|おすすめの投資スタイルとは

世の中にはさまざまな投資がありますが、その中でも比較的新しい種類がビットコインです。仮想通貨の一種であり、方法次第ではハイリターンも狙えることで注目されています。

しかし、ビットコインは投資方法を誤るとハイリスクに追い込まれる可能性も少なくありません。ここでは、ビットコインはやめとけといわれる理由について解説しましょう。

◆この記事でわかること◆
・ビットコインの基本的な仕組み
・ビットコインの投資で生じうるリスク
・ビットコインを比較的低リスクで投資する方法

 

 

ビットコインとは

ビットコインは、仮想通貨の中でも最も時価総額の高い種類として知られています。元々はサトシ・ナカモト氏の論文によって、システムの案が作られました。

まずは、ビットコインの詳しい仕組みについて説明しましょう。

仮想通貨とは

ビットコインの前に、仮想通貨の説明から先に行います。仮想通貨とは、ブロックチェーンが搭載されたデジタル通貨のことです。

ブロックチェーンは暗号技術によって取引履歴をまとめたブロックを繋げたものであり、第三者からのデータ改ざんを防ぐ役割があります。

従来のデジタル通貨とは異なり、複数のシステムで情報を同期し合う分散型台帳が採用されています。そのため1つシステムに不具合が生じても、問題なく運用できる点が強みです。

ビットコインの概要

ビットコインは、数ある仮想通貨の中でも1番最初に誕生したコインです。当該コインが誕生した背景には、リーマンショックがあると考えられています。

リーマンショックとは、2008年に起きたアメリカの大銀行(リーマン・ブラザーズ)が破綻したことによる世界的な大不況です。日本でも、失業率が戦後最大の数値になるなどと大打撃を負いました。

リーマンショック時の中央銀行の対応に世間は不信感を覚え、中央の管理者を持たないビットコインの考えが誕生します。

この点から、ビットコインと中央銀行の動きにも一定の関連性があります。実際に中央銀行による金融緩和は、値上がりを引き起こす要素の一つです。

新型コロナウイルスで世界的な金融緩和が見られたときも、こうした動きが見られていました。

ビットコインの発行枚数

ビットコインは、発行枚数が2,100万枚と決められています。なぜなら、過度な発行によるインフレーションを防ぐためです。

上述したとおり、ビットコインには中央の管理者が存在しません。自由な発行を許してしまったら、価値が下がるまで増え続ける恐れもあります。

そこで、ビットコインには2,100万枚に調整されるようプログラムが設定されました。

今後の価格の動向を捉えるには、現在の発行枚数から予測することも重要です

 

やめとけと言われる理由

ビットコインがやめとけと言われるのは、さまざまな理由があります。ここでは、ビットコインの問題点を中心に解説しましょう。

ビットコインはハイリスク

ビットコインがやめとけと言われる理由の多くは、リスクが極めて高いためです。ビットコインは、仮想通貨の中ではメジャーな種類であり、信頼度も高いとされています。

しかし、価格の動向を見ると決して安定しているとは断言できません。

昨年度と比べて、2023年11月時点でのビットコインは右肩上がりに上昇しています。日本円では1BTCあたり550万円程度です。昨年度同月よりも、約半分値上がりしました。

ただし、2021年11月には1BTCあたり700万円台を突破したこともあります。

裏を返せば、2022年11月にはたった1年で700万円台から300万円弱まで下がったわけです。

このようにビットコインは価格の上下動を繰り返しています。タイミングや購入方法次第では、一気に資産を失うケースもあり得ます。

法律の整備が甘い

ビットコインのデメリットとして、現実の通貨と比べて法律の整備が甘い点も挙げられます。比較的新しい分野であるため、金融庁も対応し切れていないのが現状です。

とはいえ、仮想通貨全体での規定の見直し自体は少しずつ進められてはいます。

2022年にはトラベルルールが採用されました。交換業者に対して送金時に送付人や受取人の情報(氏名・住所等)の保存を義務付ける規定です。

このようなルールを採用することで、不正資金を転々とさせて出どころを分からなくするマネーロンダリングの対策を狙いとしています。

ただし、まだまだビットコインの安全性には課題があります。どこまで法律で守られているか、入念に自分自身でも調べなければなりません(筆者の記事でもまとめてみたいとは思います)。

詐欺師も多く利用している

仮想通貨は形のないデジタル通貨であるため、詐欺師にとっても騙しやすい点が特徴です。ビットコインでは、一般的にポンジスキームが多く見られます。

ポンジスキームとは、多くの人から出資としてお金を貰い、配当金に見せかけて低い金額を返す詐欺のことです。天才詐欺師であったチャールズ・ポンジが由来とされています。

詐欺師がよく使う誘い文句は以下のとおりです。

「今はビットコインが熱い。我々のファンドに投資してもらえば、キャピタルゲインをお渡しします。多くの人から出資されれば、利益もさらに上がります。ですので、あなたの家族や知人もぜひ誘ってください。」

嘘だと感づかれないようにわずかな金額だけは返すため、気づくのが遅れてしまう点がポンジスキームの厄介な部分です。

ビットコインは知識が浅い人も多く、旨い話に乗ってしまう傾向もよく見られます。

ビットコイン自体は悪質なものではありませんが、こうした犯罪によって通貨そのものが警戒されやすいのも特徴の一つです。

ポンジスキームについては、下記の記事でも詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

 

ビットコインに投資するには

まず、投資自体に「絶対」や「安全」は存在しません。どの投資スタイルも、大小あれどもリスク自体はあります。しっかりと勉強し、いかにリスクを下げられるかがポイントです。

ここでは、ビットコインを比較的低リスクで投資する方法を紹介します。ただし、絶対に大丈夫という保証もないので、あくまで投資するか否かは自己責任で決めてください。

少ない資金で投資

ビットコインが1BTCあたり500万円以上の価値があると知って、自分には到底出せる金額ではないと感じた人も少なくないでしょう。しかし、取引所によっては手軽に購入できます

筆者の場合は、コインチェック(Coincheck)の口座を開設しています。こちらの取引所では、500円からと安価での取引が可能です。

coincheck.com

ビットコインには、通常の投資と同じくつみたて投資も用意されています。なるべくリスクを低くしたい方は、つみたて投資から始めてみるのもいいでしょう。

国内取引所を利用する

取引所には、大きく分けて国内取引所と海外取引所が存在します。これから始める方は、国内取引所を優先的に選んでください

その理由として挙げられるのが安全性です。

確かに、海外取引所では国内で取り扱われていない通貨も数多く存在します。種類の豊富さに魅力を感じる投資家も一定数いるでしょう。

しかし、海外では法整備が進んでいないケースも多く、詐欺コインが流通していることもあります。

ビットコインに慣れてきたタイミングで他の通貨にも手を出してしまい、多額の損失を招くリスクも起こり得ます。

日本語に対応していないところだと、大半の日本人は不便に感じるはずです。

単純にビットコインを取引するだけであれば、国内取引所で問題なく行えます。

ガチホで保有する

ビットコインを含め、仮想通貨の取引はガチホが基本です。ガチホとは「ガチでホールド」を意味し、具体的には長期保有のスタイルを指しています。

ビットコインは値動きが激しいことから、短期的に価格が下がってしまうのは当然のように起こります。しかし、下がったからといってすぐに売ってしまうと、再度値上がりしたときに勿体ありません。

無論、損切りの観点も重要なのですが、ガチホで10〜20年スパンで持っておくのもコツの一つです。

ただし、信用取引だとロスカットが生じるためガチホするのは基本的に難しいでしょう。長期保有を検討するのであれば、現物取引やつみたて投資を活用してください。

分散投資でリスクヘッジ

仮想通貨にかかわらず、投資の世界は分散投資が基本です。ビットコインにこだわらず、他の仮想通貨や金融商品にも目を向けるようにしましょう。

国内取引所であれば、比較的安全性の高いコインが揃えられています。とはいえ、全てが安全とも言い切れないので購入する前に通貨のことを調べてください

分散投資をしていれば、仮にビットコインが暴落してもリスクを最小限に抑えられます。

大前提として余剰資金で始めるようにし、運用時にも決して無理をしてはいけません。

 

まとめ

この記事では、ビットコインはやめとけと言われる理由について詳しく紹介しました。

確かに、仮想通貨は他の金融商品と比べるとリスクが極めて高い方です。実際に投資をするうえでは、入念に勉強することが求められます。

一方で、ビットコインにもさまざまな購入方法が存在します。投資で大損を防ぐためには、ハイリスクな中でもリスクヘッジを入念に行ってください。