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銀行カードローンの危険性を解説!お金の借り方には注意が必要

YouTubeで、銀行カードローンはやり方さえ間違えなければ危険性はないというような広告が流れてきました。しかし、筆者は余程のことがない限り利用をおすすめしません

この記事では、銀行カードローンの危険性について紹介します。クレジットカードを持ち始めたばかりの学生や新社会人は、しっかりと具体的な仕組みを押さえてください。

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◆この記事でわかること◆
・銀行カードローンの具体的な危険性
・消費者金融やヤミ金との違い
・銀行カードローンの賢い使い方

 

 

銀行カードローンとは


(※画像はイメージです)

銀行のCMでも、銀行カードローンについて告知しているところは少なくありません。実際に自身の携帯電話に、案内のコールが入った方もいると思います。

しかし、いまいち銀行カードローンの危険性を理解していない方も少なくないでしょう。しっかりと制度の内容を覚え、リスクヘッジに取り組まなければなりません。

個人向け融資サービス

銀行カードローンとは、銀行からお金を借りられる個人向けの融資サービスです。使い道も限定されておらず、さまざまな目的で融資してもらえます。

主に、案外生活費で使われるケースが多いようです。突発的にお金が必要になった場合、補充する形で借りる人が一定数います。

他には、教育費や車の購入といった目的で銀行カードローンが利用されています。全国銀行協会がまとめたデータでは、日本で使用している方は全体の13.7%だそうです。

限度額は個々で変わる

三井住友銀行をはじめ、銀行カードローンで借りられる上限額は10万円〜800万円に設定されているのが基本です。とはいえ、全員がMAXの800万円を借りられるわけではありません。

なぜなら、審査する際に個人が借りられる資金力をチェックしているためです。

上限額が低く設定された方は、言葉が悪いかもしれませんが社会の信用は低いとみなされています。そのため、金利は高く設定されやすいのがポイントです。

返済方法の決め方

銀行カードローンでは、銀行から返済シミュレーションを提示されます。そのシミュレーションも参考にしつつ、利用者の都合に合わせて返済方法を決めるのが基本です。

返済日は、一般的に5の付く日などと切りの良い数字が使われています(約定返済)。加えて、臨時返済として追加で返すことも可能です。

返済方法もさまざまな種類があるものの、自動振込が安全かつ便利でしょう。

毎月の返済額も、シミュレーションをもとに決められます。毎月2,000円と低額で設定できるものの、金利を考慮すると債務総額が高くなってしまいます。

 

銀行カードローンの危険性


(※画像はイメージです)

銀行カードローンは使い方を誤ると、自身の財産が一気に失われる恐れもあります。このリスクに当てはまる場合は、安易に借りるのを避けてください。ここでは、主な危険性について紹介します。

金利で返済総額が増える

銀行カードローンで特に注意すべきポイントは金利です。

利率が高いものであれば、上限年20%に設定されるケースもあります。ここでは、三井住友銀行のシミュレーションより返済額の紹介をしましょう。

例えば、100万円を金利10%で借りたとします。12カ月で全額を返し切ると仮定した場合、当該シミュレーションで出た返済額が月90,022円です。

こちらの金額に12カ月分を乗じると、全額が108万264円となります。つまり、金利によって返済額が80,264円増加したことが分かります。

金利は、社会的な信用度が低いと高く設定されやすいのが特徴です。返済額を計算するうえでは、金利分を含めることも忘れてはいけません。

長期返済に陥りやすい

銀行カードローンは、基本的に毎月いくらと定額で返済するシステムです。はじめは「月の返済額が少なくておトク」と思うかもしれませんが、長期間給料から引かれると精神的にもダメージがきます。

また返済が長期化してしまうと、金利によって返済総額が高くなるのも大きなデメリットです。

借金のループに陥る

銀行カードローンで特に気を付けなければならないのが、他の会社からもお金を借りている方です。さまざまな機関で借金を続けると、返済総額が膨大になる恐れもあります。

こうしたケースは、多重債務と呼ばれています。

よく見られる多重債務の例が、1つの銀行でお金を借りていて、返すのが難しくなったために別の金融機関からも借金する場合です。

借金のあてを増やすのは、単なる一時しのぎにすぎません。むしろ、返済までの目処が立たなくなり日常生活にも支障をきたしてしまいます

上述のとおり、金融機関は貸金業法により貸す金額の上限を定めています。ルールがあるのは、顧客側が日常生活で大きな負担を抱えないようにするためです。

自分自身でしっかりと考えたうえで、計画性を持って利用する必要があります。計画性に自信のない方は、銀行カードローンの利用を控えた方がいいでしょう。

延滞による遅延損害金

万が一、返済が間に合わなくなると遅延損害金が生じてしまいます。返済額に含め、ペナルティ分の費用も支払わないといけないため、負担がさらに大きくなります。

遅延損害金が生じる計算式は次のとおりです。

遅延損害金=延滞した借入額(元金)×遅延損害利率÷365日×延滞日数

遅延した場合の利率は20%に設定されるケースが多いらしく、一般的には通常の金利よりも高くなります。

計画的に利用できないと、ペナルティで頭を悩ますことになるかもしれません。

他のローンにも支障が出る

銀行カードローンでお金を借りていると、他のローンの審査にも影響が出る可能性はあります。今後の生活において、マイカーやマイホームでローンを組む場合もあるでしょう。

その際、銀行カードローンの支払いが遅れていたら、他のローンも通りづらくなります。計画どおりに返済できない人とみなされ、社会的信用が低下するためです。

一度の判断が、今後の人生を左右するケースも考えられます。本当に銀行カードローンが必要かを考え、お金を借りたのであれば滞りなく返すようにしましょう。

 

 

他の金融機関との違い


(※画像はイメージです)

銀行カードローンは、あくまで銀行からお金を借りる際に使われる制度です。消費者金融や闇金とは、基本的に種類が異なります。

しかし、皆さんの中にもこれらの違いがあまり付いていない人はいるでしょう。ここでは、消費者金融や闇金との違いについて解説します。

消費者金融との違い

消費者金融は、個人向け融資を中心に提供している機関のことです。消費者金融の場合も、一般的にはカードローンの名称が使われています。しかし、銀行カードローンとは内容が異なるため、区別させて覚えなければなりません。

根拠法が異なる

消費者金融と銀行カードローンの違いの一つは、根拠となる法律です。銀行カードローンは銀行法、消費者金融は貸金業法によって制度が決められています。

銀行の場合、カードローンの審査では総量規制が適用されません。

総量規制とは消費者の収入から見て、3分の1以上の金額を貸してはいけないとするルールです。ただし、このような明確な基準がないだけで、銀行でも審査の際には相手の生活状況から上限額を決めています。

一方で、消費者金融の場合は貸金業法によって総量規制が適用されるのが特徴です。したがって、借りられる金額も銀行カードローンと比べて厳格に決定されます。

金利の設定にも違いがある

銀行カードローンと消費者金融では、金利の設定にも違いが見られます。その要因が保証会社の有無です。

銀行の場合は、保証会社が付いているため利用者が返済できなくなっても金額分を補充してもらえます。銀行側はリスクが比較的低い分、金利も低く設定されやすいのがポイントです。

一方で、消費者金融では保証会社が付いていません。相手が返済しないときも、自社でしっかりと対応する必要があります。リスクが大きいため、基本的には金利も高く設定しています。

ヤミ金との違い

ヤミ金とは闇金融のことを指し、法律を無視してお金を貸し出しする機関です。違法の機関であるため、決して利用しないように気を付けなければなりません。

お金が借りやすい点から、違法と分かったうえで頼る人も一定数います。しかし、高金利で返せなくなると、暴力団員が家まで取り立てにやってきます。

また、ヤミ金業者の方からセールスが来るケースもゼロではありません

多重債務者のように社会的信用の低い人は、ターゲットにされやすいので注意してください。

とはいえ、ヤミ金は違法にお金の貸し出しをしているため、行為自体は法的に無効です。知らずに借りてしまった場合は、原則として返済義務を免れます。

万が一、不当な利子を付けられて困っているのであれば、信頼の置ける弁護士に一度相談してみるといいでしょう。行動を起こさないと嫌がらせは続くため、法律に則って逃げ道を確保する必要があります。

法律を守っているか否かが、銀行カードローンとの大きな違いです。一緒くたにしないよう区別して覚えてください。

 

 

銀行カードローンの使い方


(※画像はイメージです)

いくら避けようとしても、イベントが重なってどうしても銀行カードローンを使わないといけない場面が訪れるケースもあるはずです。ここでは、正しい使い方について確認します。

使いどころを決める

想定外の出費が生じたことで、銀行カードローンに頼ざるを得なくなった方も数多くいます。このように、カードローンは突発的に利用するケースは少なくありません。

しかし、前もって使いどころを決めておくことは重要です。

例えば「冠婚葬祭」や「教育費」と大まかなカテゴリーを決めるだけでも、無駄に借りるような事態を防ぎやすくなるでしょう。

1番危険なパターンは、ギャンブルなどの足しにすることです。運に左右される要素のために借金をしても、返済の計画を立てられるわけがありません。

短期で返せるようにする

上述した金利の関係から、カードローンは長期間で返済するのはおすすめしません。できる限り早めに返済を終わらせ、総額を抑えることが求められます。

無論、借りる金額自体を少なくするのも大切です。ただし、どうしてもまとまったお金が必要であれば、臨時返済も積極的に利用するといいでしょう。

臨時返済は、まとまったお金があるときに追加で支払うシステムです。ボーナスで収入が増える、家族からお祝いがもらえるなどの予定がある場合に使えます。

銀行引き落としで返済

カードローンでは、基本的に毎月返済型の約定返済を利用するはずです。しかし、何ヶ月か経過すると、うっかり返済日を忘れてしまうケースもあるでしょう。

返済し忘れを防ぐべく、カードローンは銀行引き落としを使うのをおすすめします。

引き落としに使う口座には、ある程度余裕のある金額を入れるようにしてください。

確かに、メールの配信サービスで返済日を確認することも大切です。とはいえ、カードローン以外のサービスにも登録している方は、メールが埋もれてしまう恐れもあります。

もちろんメールの配信サービスに登録した方はいいものの、自動での引き落としを利用すれば返済し忘れは防げます。

なお、臨時返済に関しては自ら入金する方法が一般的です。お金に余裕ができたら、忘れずに手続きできるようメモをしておきましょう。

お金の相談については、プロのFP(ファイナンシャルプランナー)から助言を貰うのをおすすめします。ここでは、女性に向けたマネーセミナーについて紹介します。

 

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まとめ

今回は、カードローンの危険性について詳しくまとめました。学生から社会人になったばかりの頃は、銀行よりカードローンの営業電話が届きます。

もちろん便利なサービスではあるものの、使い道を誤ると自らの首を締める事態を引き起こしかねません。制度の内容を勉強し、本当に使うか否かを見極めることが重要です。

金融機関はサービス業であるため、できる限り登録させようと案内するでしょう。借りるか否かは自己の判断ですが、少なくとも借金しやすい環境は作ろうとします。

付き合いでカードを発行するまではいいですが、利用については慎重に検討してください