高校ラグビーの全国大会、通称花園の準決勝は大盛り上がりでした!
今回もその感想を書いていきましょう!
1.東福岡vs東海大仰星
まず、東海大仰星が4年ぶりに決勝戦へ進出します。
50:22キックからしっかりとゲームを作り、FWがトライまで押し込む理想的なゲーム運びでしたね。
特に6番選手が見せたトライは圧巻の一言です。
あのスピードは誰も止められません(汗)
後はSHの選手が本当に上手ですね。
判断力もスピードも目を付けている方は多いでしょう!
そして、湯浅監督のメンバーチェンジが非常に功を奏しましたね。
東福岡が得意としているワイドな攻めを封じ込んだ見事な采配でした。
期待に応えた選手も素晴らしいです!
対する東福岡は序盤の課題を見事に修正してノーホイッスルトライでゲームがスタート!
個々の能力が高く、終盤でも逆転できるのではと思うくらい圧をかけていました。
スコアは離されたものの、実力差はそこまで変わらなかったと思います。
ただ、細かいミスが重なってしまい、そこを仰星の選手に突かれた感はありました。
本当に惜しい試合でした。
2.桐蔭学園vs国学院栃木
国学院栃木やりましたね!
大快挙です。
やっぱりFW陣が本当に上手でした。
何度もジャッカルでノットリリースを誘発し、着実にペナルティキックを決めて点を重ねます。
全員が崩れることなく立ったままプレーできるので、ディフェンスラインも余裕を持っているように感じました!
そして、準決勝初トライとなったキックパスもまた素晴らしかったですね。
キッカーの判断力と視野の広さ、コントロールがどれも最高峰でした!
WTB選手もやや内に入っていましたが、見事アジャストしていましたね。
高校日本代表が0人なのにも関わらず、惚れ惚れする組織プレーで惹かれました!
脳震盪で出場できないキャプテンのためにも最後まで頑張って欲しいです。
桐蔭学園は自慢のFW陣がインゴール目の前で弾かれてしまうケースが目立ちました。
前の試合で最強のFWを見せつけた故に驚きでした(汗)
ただ、ランでは突破できないことを悟ってからのハイパン攻撃は流石熟練チームです。
前半の最後は少しずつ流れを戻しつつありました。
後半入ってからもポゼッション率は圧倒していたので、逆転も目の前かなと思いましたが。。
これは国学院栃木のDFを褒めるべきでしょう!
3.高校ラグビーのレベルが高い
ラグビー日本代表がワールドカップで活躍してから、地上波で試合を見る機会も増えました。
その効果もあってか、高校ラグビーのレベルもまた一段と高まったように感じます。
準決勝は両試合とも高校生離れした素晴らしいゲームでした!
密集での争いはより激しくなりましたね。
決勝戦は一体どのような試合になるのでしょうか?
両チームとも全力を出し尽くして欲しいですね。