ヤマトノ教室

公務員試験対策・その他勉強法

結局歴史の勉強は面白い。人間が持つもう1つの記憶

どーも、やまとのです!

 

皆さんは歴史の勉強が好きですか?

 

僕は学生時代の頃では1番好きでしたが、社会人になってあまり好きじゃなくなったんですよね。

 

しかし、日本の経済や法律の仕組みを知るには歴史を知らないとなと再度勉強するようになったら、何やかんや楽しく勉強しています(^^)

 

今日は歴史の勉強をテーマに少し変わったお話をします。

 

なぜ、歴史は語り継がれるようになったのでしょうか?

 

今回のポイント

  • 歴史が長い間共有されてきた記憶の構造とは?
  • 勉強する子どもにおすすめのアプローチ法

 

 

 

1.本題に入る前に

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まずは、僕が歴史を嫌いになった理由結局ハマってしまった理由を2つに分けて解説しましょう。

 

 

歴史が嫌いになった理由

なぜ、学生時代に好きだった歴史が嫌いになってしまったのか?

 

この理由は凄くシンプルで

キリが無いからです(笑)

 

歴史といっても教科書レベルの内容が絶対に正しいというわけではありません。

 

例えば、明智光秀という武将は有名かと思いますが…

 

「明智光秀はいつ亡くなったの?」

と問われたとき、あなたならどう答えますか?

 

明智光秀は本能寺の変で織田信長を自殺に追い込みました。

 

そんな彼がどのような最後を遂げたか?

 

恐らく山崎の戦いで殺された。

豊臣秀吉の軍に追い詰められて滅んだ。

という答えが一般的でしょう。

 

しかし、その一方で明智光秀って実は生きていて徳川家康に匿われたんじゃないの?という見解もあるのです。

 

結局、〜説やら陰謀論みたいなのが溢れ返っていて

「ああ、めんどくせ」と思い、嫌いになりました。

 

 

歴史が好きになりかけている理由

そんな僕がなぜまた歴史を勉強し、オマケにちょっとずつ好きになりかけたのか?

 

この理由もシンプルで

「日常生活の進化がメッチャわかるじゃん!」

という部分が感動的だったからです。

 

これまで人物がどうのこうのとか、戦がどうのこうのみたいな勉強の仕方だったのが、現代生活にも生かせる部分に着目するようになったんですね。

 

「縄文時代の日本人って当時の世界から見ても虫歯多かったんだな」などといった意外な発見に目を向けるようになりました。

 

多分、これは歴史から離れていろんな分野に手を出したのが功を奏したんだと思います。

 

また、何かのタイミングで嫌いになるかもしれませんが、飽きるまで勉強してみます(笑)

 

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衣食住いろんな歴史が面白い!

 

2.なぜ歴史は作れるのか?

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ここで想像してほしいのですが、基本的に人は自分が見聞きしたものを記憶していきますよね?

 

  • 今朝はパンを食べた
  • 先週はデートが楽しかった
  • 先月は仕事が忙しかった

 

いろいろありますが、この記憶は個人が各々持つものです。

 

個人が勝手に各々の歴史を作るのは勝手ですが、それは教科書とかに掲載されるものではありません。

 

しかし、日本の歴史は多くの人々によって共有されます

 

僕が子どもだった頃は、戦争を経験した方による当時のお話を聞かせてもらいました。

 

このように人々が共有する記憶を

集合的記憶といいます。

 

安土桃山時代も織田信長に会ったことがある人って意外と少ないと思うんです。

 

それでも、織田信長は『怖い』とか『カリスマ』などといった先入観がありますよね?

(僕だけかな?笑)

こういうざっくりとしたイメージは当時の農民や商人とかも持っていたはずです。

 

これもみんなで記憶を共有していたからこそ、現代に伝わっていったんですね。

 

高校日本史をもっと勉強して得意科目にしたい!

高校日本史をもう一度学び直したい!という方におすすめです(^_^)

 

 

3.集合的記憶の応用

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このような他者や社会で記憶を共有するのにはメリットがあります。

 

それは、個人の記憶も鮮明に残りやすくなる

ということです。

 

個人がしっかりと記憶しているものは当然ですが表に出していくのは簡単ですよね?

 

僕みたくブログに書いたり、言語で喋ったり、

ラジバンダリ(古い)

 

そうして各々のやり方でアウトプットされた記憶がまた集合的記憶となり、やがて個人の記憶に還元されるというサイクルが起こります。

 

今なんかだと歴史人物のみならず、刀や戦艦までもが擬人化される時代ですからね!

 

流行として集合的記憶に残りやすいので、歴史は割と馴染みやすい科目なのかなと考えています。

 

だから、我々の体内をマンガにした

『はたらく細胞』はめちゃくちゃ頭良いなと思いましたね。

 

社会全体で勉強の材料ともいえる文化資本を育てていくというのが非常に重要です!

 

その第一歩として子どもの勉強を付き合っていく際には、子どもがどういう勉強をしているか聞いてみるといいでしょう。(小学生の頃におすすめ)

 

子どもの方から勉強の知識を話すようになれば、アウトプットとなって記憶に残りやすくなります。

 

中学に入ると反抗期到来でウザがられると思いますが、勉強するときは周りの人と知識を共有していくといいというコツが押さえていればOKです。

 

集合的記憶についてはこちらの本で丁寧に解説されています。

読書オタクなら結構ハマるかも?

社会学の知識を丸ごと詰め合わせたような本です!

 

 

4.まとめ

今日は結局歴史って面白いんだなという話と

  • 集合的記憶

について見ていきました!

 

他人や社会と記憶を共有し合うことが個人の記憶にとっても大切です。

 

今後は『共有』を生かした勉強法についてもお話ししようかなと思います。

 

最後まで読んでいただきどうもありがとうございました!