やまとの教室

これからの時代を生きるための教育改革

【法律の教育】緊急車両と衝突!どちらの過失?

どーも、青二才ヤマトノです。

 

本日は東京都葛飾区で起こったパトカーと乗用車の衝突事故について書いていきます。

 

春になると学生が一気に車の免許を取る季節となります。

 

運転する際にぜひ覚えておきたい緊急車両への対応方法を紹介していきましょう。

 

なお、僕は弁護士ではなく、あくまで法律オタクです。基本的な知識はありますが、実用的な知識では無いのでご了承下さい。間違いが分かり次第、リライトさせていただきます。

 

 

【1.事故の概要】

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この事故は3月7日頃に起こりました。

 

ニュースのリンクはこちらに掲載させていただきます。(削除される場合もあります。)

ravex.jp

 

どういう事故かというと、パトカーが赤信号で停止していた時に不審な車を発見しました。

 

そこで、サイレンを付けて交差点に侵入したところ、青信号走行中の乗用車とぶつかって大破したという事故です。

 

この事故の分からないことは

  • パトカーがどのタイミングでサイレンを鳴らしたのか
  • どの程度のスピードを出していたか

という点ですかね?

 

そこも含めて考察していきましょう。

 

 

【2.事件の一般的な考察】

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まず、パトカーがサイレンを鳴らしたら、緊急車両ということで一般車は停止して道路脇に車を寄せなければなりません

 

例えパトカー側が赤信号だとしても、パトカーを優先させるのは必然です。

 

ドライバーはいつ緊急車両が来てもいいように、しっかりと外の様子も確認することが求められます。

 

ただ、もしパトカーが急にサイレンを鳴らしたとしたら、いくら何でも自動車がすぐに止まれるわけがありません

 

急ブレーキをかけようものなら、後続車と事故を起こす可能性も高くなるので、普通ならばパトカー側が細心の注意を払う必要があるように思えます。

 

この関係については、後ほど詳しく書いていきましょう。

 

では、パトカーのスピードですが、パトカー側が大破しているのを見た限りだとアクセルはかなり強めに踏んでいたんじゃないかなと思います。

 

乗用車は急ハンドルを切れば、小さな衝撃でも横転する可能性はありますが、パトカーの前方の壊れ方は尋常ではありませんでした。

 

そのため、お互いに一定以上のスピードが出ていたとは思われます。

 

パトカーが急にサイレンを鳴らして発信したのであれば、乗用車側の進行はごく自然なものでしょう。

 

しかし、パトカーが常識的に一般車が対応できる範囲でサイレンを鳴らしていたのなら、乗用車側の確認不足と判断されるかもしれません。

 

そこは、ドラレコや第三者の証言などがキーポイントとなります。

 

 

【3.個人的見解】

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この項目に至っては、単なる僕自身の感想です。

 

まず、きちんとしたドラレコが用意されていなければ、今回の事故の過失は語れないと思います。

 

しかし、ここでポイントとなるのは一般的に考えた場合、緊急車両と一般車との事故における過失割合は2:8くらいで一般車が重くなりやすいということです。

 

道交法40条を見れば分かりますが、基本的に一般車側が道路を譲らないといけないので、単純な事故では緊急車両の方が優遇されやすいんですね。

 

とはいえ、これまで緊急車両側の過失割合が大きかった事例も無いわけではありません。

 

今回の場合は、パトカー側はサイレン鳴らしてすぐに走行したのであれば、せめて交差点は徐行すべきだったと思えます。

 

ドラレコで実際の様子を見ないと何とも言えないですが、仮にパトカー側の動きに対応するのが不可能だった場合は何とか警察側の処分を重くするような判断は下してほしいですね。

 

あわよくば、国家賠償請求を認めてほしい案件だなと感じますが、現実的では無さそうですね。

 

 

【4.警察は隠蔽する?】

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また、ニュースやYouTubeのコメントでは、警察がドラレコを押収して隠蔽するのではという声もありました。

 

その声について『陰謀論』だと指摘する否定コメントもありましたが、警察が事故の様子を隠蔽しないとは言い切れないと個人的には思います。

 

それは、かつて警察が事実を隠蔽し、公文書を偽造したことがきっかけでストーカー殺人事件に発展したケースがあったからです。

 

『桶川ストーカー殺人事件』と検索すると事件のあらましが調べられると思います。

 

ストーカー規制法が制定されたきっかけともなった事件ですが、その裏では警察による怠慢が遠因となった事件でもあります。

 

最も、最高裁は『殺害との関連性』という点では訴えを退けたものの、怠慢な職務を行ったという点で国家賠償請求を認めました。

 

この事件後の警察へのインタビューは本当に胸糞悪い印象を与え、世間からは大バッシングを受けたのを今でも覚えている方は多いでしょう。

 

結論を言うと、『警察は事件や事故を隠蔽しない』と断言することは間違いだと僕は考えます。

 

 

【5.警察も十人十色】

警察に対する否定的なことを書きましたが、もちろん善良な警察官も多いです。

 

そして、どの組織も隠蔽することはあり得ます。

 

何も警察に限った話ではありません

 

警察を一括りにして批判するのはお門違いですし、そんな行為をするのであればまずは今後どのように動くかを見ていく方が大切です。

 

メディアも取り上げないとは思いますが、もし怪しげな動きをするのであればそのタイミングで声を上げた方がいいでしょう。

 

この地域の管轄である警察の評判は分かりませんが、せめて判断するのであれば過去の事例を冷静に見ていくべきです。

 

 

【6.これから運転する人へ】

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今回の事故の話はとりあえず置いといて、ここからは一般論の話をします。

 

免許取り立ての方ももしかすると緊急車両と出くわすかもしれません。

 

サイレンの音が聞こえたら、周囲の状況をよく確認して、道をしっかりと空けた状態で停止しましょう。

 

たまに、全くハンドルを動かさないでその場で停まる方もいますが、パトカーや救急車等が通れなくなると緊急事態に対応できなくなります。

 

場合によっては、他人の命がかかっています。

 

そこを肝に銘じて下さい。

 

今回のような件は正直言って対処することが不可能だと思います。

 

しかし、その後はしっかりと法的措置を考えた方が無難です。

 

 まだまだ覚えきれていない交通ルールがありましたらぜひおさらいしましょう。

 

教習本無くしてしまった方におすすめの本です。

 

 

 

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