どーも、青二才ヤマトノです。
本日はブログの前に一度映像を見てほしいなと思います。
その映像がこちらです。
これは、2006年度に行われた東北大会の決勝トーナメント1回戦。
杉小キャイーンブラザーズ vs Aoiトップガン
何度かこの試合のことをブログやSNSで書いた記憶がありましたが、皆さんはご覧になってどのようなことを感じたでしょうか?
今日はそれをテーマに書いてみます。
【1.ドッジボールのカギ】
ドッジボールで試合に勝つためには、あるカギを握らなければなりません。
そのカギとは何かというと
『流れ』です。
ドッジボールはいくらリードしていても、相手に流れを渡した瞬間一気にひっくり返されてしまいます。
この試合はAoiトップガンの中盤に上手く流れを引き寄せた大勝利です。
最後の最後に何とか1人差まで追いついたとはいえ、ゲームの組み立て方や安定感ではAoiトップガンの方が上だったと思います。
実は緑ヶ丘交流大会でも対決しており、その日は杉小がVポイントゲームという延長戦の末に勝ったものの、やや後味苦い勝利でした。
それが東北大会という大一番で見事にやられたという感じですね。
では、Aoiトップガンはなぜ逆転勝利をすることができたのでしょうか?
もう15年も前の映像ですが、考察していきたいなと思います。
【2.サイドを有効に使う攻め】
Aoiトップガンの攻めの軸になったのは
『サイド攻撃』でした。
サイドとはいってもAoiトップガンがサイドから直接アタックを仕掛けたのはたったの1回のみ。
それなのにサブタイトルのサイドを有効に使う攻めとは一体何でしょうか?
杉小キャイーンブラザーズを客観的に見ると、このサイドフォーメーションは内野に近づきすぎないというメリットがあるものの、一列に戻ると間が空きやすくなるという弱点もありました。
(サイド変形)
(元に戻ると…)
サイドに移動すると隣の人も変わるので、一発でピッタリと間を詰めるのが非常に難しいのです。
Aoiトップガンは狙ってなのか、たまたまなのかはわかりませんがこのフォーメーションによって崩れた間をしっかりと縫うように攻めていました。
杉小のディフェンス陣は両隣に人が隙間があるということは、1つのアタックに対して1人で守らなければなくなります。
正面からズレたボールに投げられればキャッチするのは難易度が格段と上がるでしょう。
おまけに間を縫うアタックに手を出せば、ボールを自陣内野に残すことも難しくなります。
そうなればボールはずっとAoiトップガンが支配し続けます。
これが流れを渡してしまった要因です。
【3.Aoiトップガンの守備】
対するAoiトップガンの守備はどうでしょうか?
間をなるべく詰めて余計な動きを減らしています。
そのため、杉小のアタックはAoiの選手の真っ正面に入ってしまい、中盤はアタックをなかなか決めることができませんでした。
終盤に入ってようやくアタックが決まるようになるものの大きく開いた点差を取り返すことができず。
残念ながら杉小はここで敗退が決まってしまいました。
フォーメーションにできた僅かな隙。
ここが流れを変えるきっかけとなった試合でした。
今後のドッジボールにおいても、フォーメーションの見直しはどのチームにも課題となるでしょう。
【4.今回のまとめ】
今回の動画はいかがだったでしょうか?
ドッジボールの流れを作るには、
- ディフェンスラインの構築
- 相手の隙をすぐに突く
これらの要素が大切となります。
今後もドッジボールの試合を分析するような記事を書いてみたいなと思います。
おまけ
今回は福島県スペシャルということで。
福島県のお土産屋さんにあった美味しいお菓子を紹介します。
それがこちら!
『福島の恋人』
あれ?と思った方もいるかもしれません笑
都道府県の白い恋人シリーズですね。
僕もいただきましたが凄く美味しかったです!
ラングドシャーが好きなので笑
ぜひ、食べてみてください!