どーも、青二才ヤマトノです!
あんなに暑苦しかった夏が終わり、今はもう涼しい気温が続いています。
ドッジボールも後半戦へ!
秋から冬にかけてのドッジボールは怪我が心配です。
今日はドッジボールで怪我をしないための対策を紹介しています。
◉目次
【1.ドッジは怪我がしやすい?】
まずは、コチラの議論からですね。
ドッジボールは果たして怪我がしやすいか否かという問いですが、結論から言うと思いの外怪我しないという議論に行き着くと思います。
僕は4年弱ドッジボールのコーチとして見てきましたが、骨折した人は2人程度だったと記憶しています。
大人の僕は何度も子どもたちにボールを投げていましたけど、僕が投げたボールで骨折した人はゼロ人でした。
ボールスピードがあまり速くないのもありますが、基本は子どもたちにボールを投げる際は腰を使わないので体の重心を使ったボールを投げないんですね。
後は子どもたちには絶対に怪我をしないキャッチング方法を念入りに教えます。
基本さえしっかりと押さえれば、指の骨折などはほとんどしないと言えます。
僕も突き指は4回しましたが、骨折は一回もしたことありません。僕の場合はラグビーで鼻を骨折したことぐらいなので生まれつき骨が頑丈なのかもしれませんが笑
ただ、将来にも響く大きな怪我のリスクは確かにあります。
ありますが、きちんと対策をすれば大きくリスクを下げることもできます。
では、そのリスクと対策を紹介しましょう。
【2.肩と肘の怪我】
ドッジボールで1番怖いのは肩と肘の怪我です。
これは、ボールを投げ過ぎてしまうことと投球フォームのバランスの悪さに起因します。
ドッジボールはボールの質がどんどん変わり、今はだいぶ軽くなったみたいですが、やはり小学生が投げる分にはやや重く感じるのかなと思います。
そのボールを体が上手く使えていない状態で投げるのは非常に危険なのです。
ボールを投げる際にはなるべく体に腕を近づけて投球しなければ、体全体のパワーをぶつけることができません。
よく、大きく腕を振りかぶって投げるものだと思われがちですが、脇が空いて体から腕が離れれば離れてしまうほど肩や膝にかかる負担は大きくなります。
1番危険なのは足と体、手のベクトルがそれぞれ違う方向に向いている投球フォームです。
すべての向きが合わさっていないと最終的には腕だけでボールを放ってしまう状態になります。
大抵は投げ方を見るとこの選手は肩か肘を壊すなという予想ができます。
意外とこの予想は外さないですね。
投げ方は個人のやりやすい方法をすべて受け入れてしまうのは実は最も危険だと言えます。
確かに、究極的には個々の体格や足の体重の掛け方などに合った投げ方を習得することがベストですが、きちんと修正しておかないと大怪我に繋がります。
僕がコーチを辞めて以降、指導者講習が導入されましたが、やるのであればこういったスポーツ科学の勉強も必要だと思います。
受講したことがないので、どういう講習をするかは分かっていませんが。
もし、やっていたら申し訳ないです。
【3.肩や肘を守るトレーニング】
とは言えども、人間なので癖はなかなか直ることがありません。
癖が治らない間は肩や肘に負担をかけてしまうフォームを続けることになるでしょう。
その状態でも肩や肘を守るトレーニング法を紹介します。
それがチューブトレーニングです。
人間には大きく分けてアウターマッスルとインナーマッスルという2種類の筋肉があります。
筋トレというと形に現れやすいアウターマッスルばかり鍛えてしまいがちですが、インナーマッスルのトレーニングを疎かにすると投球動作が抱える負担に耐えられなくなってしまいます。
インナーマッスルにダメージが加わると肩や肘を壊すという現象が起こります。
そのインナーマッスルを鍛えるために大切なのがチューブトレーニングとなります。
チューブにもゴムチューブとゴムバンドなどさまざまな種類がありますが、僕は下記の種類を使っていましたね。
アタッカーではなかったのですが笑、ラグビーのトレーニングにも使っていました。
トレーニング法はググるとたくさん出てきますが、僕が主にやっていたのは肘を体につけて90度に膝から先の腕を伸ばしてゴムを伸び縮みさせるトレーニングです。
肩の内旋運動というトレーニング法ですね。
鍛え始めた当初は意外と疲れますよ笑
このようにスポーツは科学的に次々と解明されているものがたくさんあります。
肩や肘は中学、高校の部活にも響くので、今からしっかりとトレーニングして健康な状態を維持していきましょう。
そして、練習や試合でたくさん投げた後はしっかりとアイシングをすることが大切です。
各チームで熱中症対策も併せて氷は必ず準備しておかなければなりません。
【4.終わりに】
今回は、ドッジボールを習っている人に向けてしっかりと体のケアをする大切さを書いていきました。
ドッジボーラーにとって肩や肘は命そのものです。
一度壊してしまったら、直すまで時間がかかってしまいます。
最悪、小学校卒業までに治らなくなることもあります。
そういった悲劇を未然に防ぐためにも、対策はしっかりと取っておくことが大切です。
というわけで今日の記事は以上です。
最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。