どーも、青二才ヤマトノです!
今日もドッジボールの歴史を振り返るシリーズ進めていきます!
前回は中期ということで第15〜19大会を見ていきました。
今回もまたたくさんの強豪が登場します!
◉目次
【1.永年の夢】
今日、紹介する時期をあえて近年期という形で括りたいと思います。
この時期の特徴は、これまで全国大会に何回も出場を遂げたチームが次々に制覇していったということです。
記念すべき第20回大会夏は、2年前に全国準優勝、前年にベスト8とあと一歩のところで王者の座を逃したオオハタブレイカーズ(大分県)が遂に全国制覇を達成しました。
決して独特のペースを崩さず、投げる前に何度もディフェンス陣に声がけするのが特徴的なチームです。
ゆっくり、ゆっくりと自分たちのペースに引き寄せて確実にゲームをモノにする美しい芸当は強豪の風格を感じさせられました。
この時、夏の全国大会は5度目の出場です。
2年後の第22回夏の全国大会では、7年連続で全国大会に出場し続けた板橋ファイヤーズ(京都府)が全国王者となりました。
毎年、鉄壁の守りを武器に安定感抜群でしたが、ベスト8の壁を破ることがなかなかできませんでした。
ですが、何度も京都府予選をクリアして、全国的にその存在は知れ渡ります。
そして、念願の全国制覇。
まさにドラマのような展開でした。
そして、第23回大会春。
この大会では夏に9回と春に3回全国大会に出場してきたデイリー相模原ボンバーズ(神奈川県)の全国制覇の夢が叶いました。
毎年衰えることのないテクニックが持ち味で、攻守共に高いレベルで仕上げてくるチームという印象がありました。
優勝候補と言われてきた年もありましたが、なかなか優勝まで上り詰めることはできませんでした。
その歴代の悔しさをこの回で見事に晴らすことができました。
テクニックに加えてパワーも兼ね備えた代という印象があります。
【2.複数回優勝】
そして、この頃になるとかつて全国制覇をしてきたチームが再度優勝するようにもなります。
時代は前後しますが、第20回大会春に全国制覇した高須ドラゴンキッズ(広島県)は、第10回大会春以来となる2回目の王者となりました。
十の位が変わる記念大会に王者となってきた高須ドラゴンキッズ。
そういえば、次の春は29回目?30 回目?
昨年度の春が新型コロナウイルスの影響で中止になったので、このカウントは難しいところですが、いずれにせよ勝手に期待してしまう自分がいます(笑)
他にも2005年春にドッジボールの歴史を大きく変えたと紹介したサザン'97(愛知県)も第24回夏、第25回夏春と再び全国制覇を果たしました。
次回の記事でも触れるかもしれませんが、第28回春にも全国制覇をしているので、夏春含めて秦野西ファイターズ(神奈川県)に次ぐ2番目に全国王者を経験したチームとなりました。
細かいところは変わりますが、毎年攻めのパターンを確立していて、基礎的なプレーを確実にこなしていくチームです。
加えて、見ていてワクワクするチームなので、ファンも多いかなと思います。
【3.久々の連続優勝】
第22回春の全国大会、ガッツ(愛知県)が金剛寺ファイターズ以来となる2年連続全国制覇を成し遂げます。
これまでは、夏春優勝の記録を出したチームはいましたが、2年にわたって全国制覇をしたチームがなかなか現れませんでした。
初めて優勝した第21回大会は全国大会初出場。
夏春連覇を狙うバイオレンス国田(茨城県)と決勝戦で対戦したあの試合は今も語り草となっています。
そして、続く第22回春の全国大会は決勝戦で1セット目は内野人数を3人にされてしまうものの、2セット目と3セット目を見事に守り抜きました。
愛知県の復活とともに、記録の樹立とガッツはドッジ界に大きな功績を残しました。
そして、上述したとおりサザン'97は、第24回大会夏と第25回大会夏に連続優勝を成し遂げています。
第25回大会は夏春制覇も果たし、この2年でサザン'97はさらに大きく躍進しました。
古くから全国大会上位に進出するほどの力を持っていますが、近年にわたってもなお維持し続けています。
【4.終わりに】
今回はドッジボールの戦いの記録、近代期をまとめていきました。
次回はこのシリーズの最終回、現代期を紹介します。
というわけで今日は以上となります。
最後まで読んでいただきどうもありがとうございました!
なお、アメブロでも記事を更新します。
いつもと同じ、19:05投稿予定です。