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隣人トラブル!木に注意!

どーも、青二才ヤマトノです!

青二才ヤマトノの学習帳では、法律やニュース、スポーツを題材にして人間関係や秩序について学んでいきます。

 

今日のテーマは法律です。

 

皆さんは現在、どのようなお家に住んでいますか?

 

アパート、マンション、一戸建て?

 

隣人問題というとアパートやマンションにおける騒音に関する問題が一番最初に思い浮かぶかもしれませんが、一戸建ての持家を所有している方にも気をつけてほしい問題があります。

 

それは、木などのような植物による問題です。

 

そして、実はきちんと民法に定めてある内容にもなります。

 

では、今日は植物に関する隣人問題について見ていきましょう!

 

 

◉目次 

 

 

【1.隣家の木の枝について】

まずは、1つ例を出しましょう。

 

貴方は一戸建ての住宅に暮らしています。ある日、隣家にある大きな木の枝が貴方の家の庭まで伸びていました。

 

Q.この時、貴方が木の枝を切り取っても良いでしょうか?

 

ここでシンキングタイムです。

 

木の枝が庭まで伸びてきているといえども、木自体は隣人の所有物ですね。

 

ですが、庭は自分が所有している土地になります。

 

そもそも木の枝が伸びきっていたら危ないですし、切り取ってしまっても文句は言えないような気もします。

 

では、答え合わせといきましょう。

 

木の枝を貴方が切り取っても良いかどうか。

 

正解は、×です。

 

隣人ではなく、貴方自身が木の枝を切り取ってしまうと民法に違反する行為となり、最悪訴えられる可能性もあります。

 

これは、民法233条1項に規定されている内容で、条文には「隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる」と書かれているからです。

 

つまり、条文にはあくまで相手に切り取ってもらうようにするしか定められていないんですね。

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【2.根っこの場合はどうか?】

隣地の木の枝が庭まで伸びきってきてもコチラから切り取ることができないということは見ていきました。

 

では、木の根っこがコチラの庭まで伸びきっている場合はどうでしょうか?

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これも民法に規定されております。

民法233条2項にありますね。

 

条文を書いてみると

「隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる」と書かれています。

 

若干、条文が異なることにお気づきでしょうか?

 

民法233条2項の場合は、「切り取ることができる」とあることから、自ら切り取ることができるのを保障しているわけなんですね。

 

木の枝と根っこで扱いが異なるので、この辺りは注意が必要ですね。

 

 

【3.なぜ枝と根で異なるの?】

では、なぜ木の枝と根っこで扱いが異なるのでしょうか?

どちらも、境界線をまたいでいる分には変わりありませんが。

 

上の例で言えば、基本的に木の所有者は隣人にあるため、コチラが自由に木を処分することはできません。

 

木の枝が境界線をまたいでいるといえども、それはあくまで隣人の所有する木から生えているものであることは一目瞭然なので、邪魔だなと思っても隣人に切り取らせるよう促さなければならないのです。

 

ですが、根っこの場合は、土の中で伸びて境界線をまたいできます。

つまり、コチラからではどの木から根っこが生えているのかを確認することが難しく、相手に切り取らせないといけないとなると、作業に取り掛かるのはかなりわずらわしくなります。

だからこそ、根っこは例外として相手に作業させずにコチラが切除することができるのです。

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普段の生活ではあまり意識はしませんが、場合によっては隣人トラブルに繋がりかねないので注意していきたいところですね。

 

 

【4.隣人トラブル】

今回のケースは、隣人トラブルの中では然程メジャーではないかもしれません。

 

やはり、隣人トラブルとなりやすいパターンは「騒音」「ゴミの出し方」です。

 

「騒音」についてお話ししますと、僕が以前住んでいた公園は夏休みにラジオ体操をするのが日課でした。

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毎朝早起きして、ラジオ体操を終わらせた後にスタンプを押してもらって、軽く虫取りをするのが恒例だったのですが、現在では「朝からうるさい」と苦情が来たことにより禁止されてしまったようです。

 

その苦情を責めるつもりはありませんが、このように様々な方が1つの地域に住んでいるので、「大丈夫だろう」と行ったことが相手の癇に障る場合はよくあります。

 

自己実現と相手の尊重のさじ加減が難しいのが人間社会だと考えます。

 

口論で済めばいいですが、カッとなって包丁で刺されることも案外少なくはありません。

 

結婚はギャンブルとは言いますが、住む場所もある種ギャンブルです。

必要以上に敏感な方もいますが、そういう方はいくらコチラから言っても直るわけがありませんので、とりあえずは最低限のマナーを押さえて、トラブル回避だけは行った方がいいでしょう。

 

 

【5.終わりに】

本日は、民法の規定から隣人トラブルについて紹介していきました。

 

まさかの『木』がトラブルの要素になり得るので、もし隣家の木の枝が境界線を越えていてもバッサリ切ってしまわないように気をつけてください。

木だけに、木をつけて。。。

 

というわけで今日の記事は以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!