どーも、青二才ヤマトノです!
前回から法律についていろいろと書いていきましたが、その中で道徳というワードがいくつか出てきました。
法律の存在意義は社会秩序を正すためです。
社会の悪を罰し、安心して暮らせる社会をつくる上で欠かせないものとなります。
その法律の原点となるのが道徳です。
ただ、道徳=法律というわけではなく、あくまで法律は道徳の一部に過ぎません。
道徳はもっと広い定義を持ち、形のみならず記憶として心に残るものです。
そして、道徳の究極的な行動がボランティアになります。
今日は昨年度話題になったラグビーワールドカップで忘れてはいけない世界の方々のボランティア精神を勉強していきましょう!
1.カナダ代表の例
時は2019年9月、日本で待望のラグビー ワールドカップが開催されました。
4年に1度の闘士の祭典であり、この日のために選手は全てを犠牲にして挑みます。
カナダ代表もこの日に全てを捧げてきたチームの1つです。
プールBでまずはグループリーグ突破を図るものの、ニュージーランドや南アフリカといった強豪チームの枠に入り最終戦前に全敗を喫してしまいます。
最終戦に控えたナミビア戦。
最後の試合は必ず勝って帰りたいはず。
カナダ国民も期待に胸を膨らましたと思いますが、ちょうどこの頃に日本中を苦しめた台風19号が襲いました。
試合会場の復旧に全力を注ぐものの、カナダvsナミビア戦には間に合わず。
無念の試合中止となってしまいました。
この報告には、選手の全員が肩を落としたことでしょう。
ですが、カナダ代表の選手は試合が行われるはずだった釜石市に残り、土砂の撤去や清掃活動などボランティアに徹していただきました。
この紳士な対応を決して忘れていませんし、寧ろ後世にも語り継ぐべきだと考えます。
YouTubeに動画が残っていましたので、リンクを貼らせていただきます。
今後もカナダ代表をぜひ応援したいという気持ちになりました。
特に地元の方はカナダ代表の選手たちのボランティア活動に胸がいっぱいになったと思います。
道徳の勉強に生かせる教材としてこれからの教育にぜひ取り入れてほしいです。
※写真は読売新聞のラグビー 特集より
2.ナミビア代表の例
ナミビア代表も強豪集うプール戦で勝ち星を挙げることができませんでした。
そのため、最終戦では絶対に勝って帰ると意気込んでいたことでしょう。
ですが、上記の台風19号によって試合が中止となってしまいます。
カナダ代表の選手と同じく、この知らせには落胆したかもしれません。
ただ、ナミビア代表は岩手県の宮古市の宮古駅前広場と宮古市本庁舎『イーストピアみやこ』に訪問し、地元の方々と触れ合うイベントを開催して市を元気づける活動に取り組みました。
宮古市では元々ラグビー 教室を開催する予定だったそうですが、台風の影響で中止となってしまいました。
ラグビー教室はできなかったものの、ナミビア代表の選手が訪ねてきていただいたことで、子どもたちの楽しい表情がたくさん映っておりました。
※写真は以下のリンクより
カナダ代表の選手とまた違う形で日本に勇気を与えてくれました。
ナミビア代表も感謝の思いでいっぱいですし、今後も応援していきたいと思います。
このようにボランティアを含めた道徳にはいろいろな形があります。
困っている人のために精一杯頑張ることは本当に素敵なことです。
この美しいエールを世界の各国からいただいたことを我々は絶対に忘れてはいけません。
ボランティアのみならず、本当にたくさんの代表国に応援していただきましたからね。
3.日本代表の例
そして、日本代表。
※写真は以下のリンクより
初のグループリーグ突破という快挙を達成し、日本におけるラグビーの歴史をまた大きく変えていきました。
日本代表の選手たちは、ワールドカップ終了後も暫くはボランティア活動に徹していたみたいです。
テレビでも土砂や水で生活が難しくなった民家へ赴いて長時間作業している様子が報道されていました。
激しい試合と重圧で疲れているはずなのに、寧ろ笑顔を振りまいている姿が印象的でした。
特に笑わない男の稲垣選手が満面の笑みで作業している姿は素直に微笑ましかったです。
日本ラグビー史上の快進撃を成し遂げただけではなく、このような活動も含めてまさしく2019年のMVPに相応しいチームでした。
ONE TEAMと日本代表の選手たちは掲げて大会に臨みましたが、結果的には日本中がこの目標を達成しようと励みました。
チームのみならず、日本という1つの国、いや世界の各国も合わせて災害復興に取り組みました。
この地球規模における人々の支え合いは今後も絶対に忘れてはいけません。
4.感動的なラグビーワールドカップ
今日はラグビーワールドカップの裏話を題材に道徳の大切さについて論じていきました。
ここで1番言いたいことは、人は支え合って生きているということです。
それは、一見するとあまり鮮明には映らないかもしれません。
この世界中の支えについても、記憶が薄れてしまっているという方も少なくはないかと思います。
だからこそ、定期的にこういったテーマを掲げながら、振り返ってみることが大切なのです。
気づかないうちに人は支えられているものですからね。
もし、気づいたときにはもう一度心に留め直して、今度は自分が何をできるかどうかを探してみるのも良いかもしれません。
というわけで今日の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!