青二才ヤマトノの学習帳

法律とスポーツが生み出す「秩序」

森友学園問題、訴訟か?

どーも、青二才ヤマトノです。

 

豪雨による災害のニュースが相次ぐ中、国の中枢も慌ただしく動いております。

 

買収問題で逮捕されていた議員の起訴処分が決まり、押印決裁の廃止にかかる共同宣言などいろいろと大忙しです。

 

そこで1つ国の問題におけるニュースに進展がありました。

 

今日はそのニュースについて紹介していきます。

 

◉目次

 

 

【1.森友学園問題の件】

今から大体5〜6年前に起きた森友学園問題は覚えているでしょうか?

 

森友学園の決裁書類の改ざんを上司に強いられ、当時担当していた財務省の職員が自殺をしてしまったという疑惑がある問題です。

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公務員の文書を改ざんするのはもちろん犯罪で虚偽公文書作成等の罪に問われます。

 

権力ある立場の人間が悪事を指示するのももちろん犯罪です。

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今回、訴訟を起こすのは自殺して亡くなられた職員の奥様になります。

 

国と当時の上司に1億1千万円の損害賠償を請求しているとのことでした。

 

国と上司は当然のことながら請求棄却を求め、来週争われるそうです。

 

奥さんからすると、ここまでの道のりは本当に長かったことでしょう。

 

聡明な官僚の一員として働く旦那様を思いもよらぬ形で亡くした傷は今も癒えていないのは容易に想像が付きます。

 

悔しかったでしょうし、何としてもこの裁判に勝ちたいという思いがあるはずです。

 

長い年月を経て、より多くの証拠を集めて今に至ります。

 

第1回口頭弁論から恐らく再審が続くと思われますので、ここからもまだまだ長い戦いとなるでしょう。

 

お体には気を付けつつ、個人的にはぜひ真実を奥様に伝えてほしいなと願っております。

 

 

【2.訴訟の形態】

今回、奥様が提訴したのは国と旦那様の元上司です。

 

虚偽の公文書を作成した疑いも公務中に起こった出来事となります。

 

公務員が公務中に犯したことに関しては基本的には国が損害賠償を払う形をとります。

 

これは、国家賠償法という法律に定められていることです。

 

その場合は原則、公務員個人は賠償責任を取りません。

 

とここまで書いていますが、必ずしも公務員個人がお金を負担することはないのかというとそうでも無いのです。

 

公務員個人が悪いことだと認識してやったことや、通常の人が注意していれば避けられたはずの過ちを犯した場合は求償といって国にお金を負担しないといけなくなります。

 

ちなみに法律用語では『故意又は重過失』とそれぞれ表されますね。

 

また、公務とはいえども職権を濫用したり、あまりにも違法性のある行為をしたりした場合は公務員個人にも損害賠償を認めております。

 

今回の件でどのような裁判例が出るかどうかはかなり注目されることでしょう。

そのぐらい重要な裁判となります。 

 

 

【3.裁判の意図】

今回、奥様の請求としては国と旦那様の元上司に1億1千万円の賠償請求となっております。

 

ですが、これは何もお金が全てということではないのです。

 

裁判において1番大切なのは真実の解明です。

 

僕が奥様に真実を伝えてほしいということを書きましたが、ここを白黒ハッキリつけることが裁判の1番の狙いになります。

 

もちろん、旦那様を亡くした慰謝料ということで全てがクロと判断された場合はお金を支払うべきではありますが。

 

ただ、きちんと法治国家で唯一認められている紛争に勝つことが何よりも報われますし、今後の生活においても重要な意味を示します。

 

ニュースを見ると誤解する方も多いのですが、裁判沙汰にすることは悪いことではありません。

 

もちろん悪いことして訴えられるのはダメですけど、その報道にばかり気を取られてしまって、いつの間にか裁判は悪いことという誤解がインプットされているのです。

 

あなたが何かトラブルに巻き込まれたとき、寧ろ裁判でなければ解決に至りませんからね。

 

例えば自転車を盗られたからといって、隙を見て自転車を奪い返すのは窃盗罪に当たる可能性があります。

 

場合によっては裁判で許されることも無くはないですが、基本的には公のルールに従って争わなければなりません。

 

その代表例が訴訟です。

 

ですので、訴訟について偏見を持つのは絶対に止めましょう。

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【4.まとめ】

今日は森友学園問題の訴訟について取り上げてみました。

 

最後に1つ言わなければいけないことは、まだこの件に関しては決着がついておりません。

 

労災認定は認められておりますが、民事訴訟については様々な証拠は上がりつつも今後の動向で決まります。

 

あまり、話を進ませすぎて余計なことは言わないように注意していきたいところですね。

 

というわけで今日の記事はここまでとなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!