青二才ヤマトノの学習帳

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アウティング禁止条例は本当に良いのか?

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都道府県で初めてとなる、

アウティングの禁止を盛り込む条例を制定すると三重県議会本会議で表明されたそうです。

 

この条例が一体何を示すのか、我々が今後抱えるであろう課題とは何かを今日は考えていきたいなと思います。

 

また、今日は人によっては不快な思いをさせてしまうかもしれません。

 

ただし、人間関係においては放っておけない内容だと思いますので、私なりの見解を示していきます。

 

このように『青二才ヤマトノの学習帳』では、さまざまな人間関係の様子を社会科学等の学問的観点から見ていきます。

 

 

◉目次

 

 

【1.アウティングとは?】

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そもそも、アウティングとは一体なんでしょう?

 

自粛どうのこうのなどという話が世間に蔓延しているので、外出に関することか?と考えてしまうかもしれません。

 

ただ、この言葉が生まれた経緯は2015年のお話です。

 

アウティングとは、暴露することを指します。

 

実はある事件をきっかけにこの問題が取り上げられました。

 

調べれば分かることですが、あえて名は伏せます。

 

某大学院で同性愛の恋愛感情を相手に告白した方が、それを第三者に暴露されたことをきっかけに自殺をしてしまいました。

 

遺族と相手方及び大学側の民事裁判となり、相手方とは和解、大学側とは依然として裁判が続いているそうです。

 

当時、大学生であり教員免許を目指していた私も考えさせられる事件でした。

 

ですので、アウティングは少なくとも2016年の夏頃にはメディアを通して世間に広まっていったかなと思います。

 

この事件は、どちらが一方的に悪いと言うことが難しく、これからアウティング禁止条例をつくる際には、慎重に考えなければいけません。

 

では、次のチャプターでその理由を書いていきます。

 

 

【2.双方を考える】

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最初に断っておきますが、例えばいじめに繋げることを目的としたアウティングはあってはいけません。

 

加害目的で人権や個を踏みにじるようなことは、どんなことがあっても許されないです。

 

ただ、この事件については複雑な事情がありました。

 

当初はアウティングした方を徹底的に責め立てるような報道をしていたメディアもありましたが、実は双方が多大な悩みを抱えていたのです。

 

この事件の内容も調べると出てきますが、告白された方も以後の生活において精神的に追い詰められていたと主張しております。

 

脱却するためには、その人自身も心の内を明かす必要があったのです。

 

よく、我慢しろよと言う方もいますが、不安を誰にも明かさずにずっと溜め込んでいくと心は壊れてしまいます。

 

そのくらい、人の心はデリケートなのです。

 

告白した方も同じです。

 

お互いに抱えきれない不安やストレスを感じ続け、それが最悪な結末を生んでしまった悲しい事件だと思います。

 

大前提として、きちんと双方の立場に立って考えなければいけない事案であります。

 

そこで、次に条例に対して私個人の意見を述べていきます。

 

 

【3.条例に意見】

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これまでのチャプターで、こういったアウティングの問題は双方の立場を考慮することの大切さを書いていきました。

 

そして、いよいよ今回の記事の争点である

アウティング禁止条例について意見を述べていきます。

 

条例を制定していく際に今後は罰則なども検討するとのことですが、カミングアウトされた側の気持ちはどこまで反映されるかが非常に心配な部分です。

 

カミングアウトを受けることで、今後の付き合い方や生活において様々な悩みを抱えてしまうかもしれません。

何度も書いていることですが。

 

専門家や相談所で打ち明ければいいじゃんと言う方もいるかもしれませんが、その人たちは普段の生活の様子は知りません。

 

そういう点では、家族も同じです。

 

特に今回みたいに大学の出来事ですと、心を共有できるのは友達とか先輩後輩ぐらいしか居ないんですよね。

 

確かに、信条や性癖などといったプライバシーを守ることは大切です。

 

それをむやみにバラすのは良くありません。

 

ですが、今回のようにカミングアウトを行い、それを受けて双方が抱えきれなくなった場合、果たしてどちらが悪いと言うことはできるでしょうか?

 

フェアじゃないという言葉はそぐわないかもしれませんが、一方のみを攻撃するような罰則は危険だと考えます。

 

こういう罰則は、アウティングを受けた側も少なからずダメージを与えてしまうと思うんですよね。

 

カミングアウトしなければのよかったのかなと抱え込まないかが非常に心配です。

 

こういった人間関係の複雑な糸を議員がきちんと汲み取っていればいいのですが。

 

アウティングに関して、このような事件があったからアウティングは禁止にしようなどと安直に決めていないことを祈ります。

 

 

【4.本日のまとめ】

本日は、アウティング禁止条例の制定について私見を述べさせていただきました。

 

罰則も検討するとのことだったので、安易に決めてしまう前に、しっかりと時と場合のことを考慮しなければなりません。

 

性に関する事情は本当に複雑です。

 

だからこそ、さまざまな人間関係がこの世にありますし、世界で捉え方も異なっているのだと思います。

 

簡単な気持ちで条例を制定してしまうと、思わぬ危機が迫る可能性もあります。

 

本来は、条例などでコントロールするものではないのかもしれませんね。

 

後は1つの事件を見る際には、必ず双方の立場に立つということを我々も忘れてはいけないと考えます。

 

メディアの言葉を簡単に鵜呑みにはせず、何事も疑ってかかるぐらいがちょうどいいです。

 

今日の記事はここまでとなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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